梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

悔いと達観

2013-05-19 07:39:45 | 雑記
「座右の銘は?」と聞かれ「左1.5右1.2」と言うのは落語だが自分で「座右の銘」と聞かれてもそれ程定かではない、昔は「人事を尽くして天命を待つ」などとかっこいいことを考えていたがどうもそれ程の人生でもない、
思えば生まれて65年を過ぎ今更と言う気もするが、25年位飯の種にして来た仕事は既に旬を過ぎて10年になんなんとする、この年になって新しい仕事も中々難しいと悩んでいてがひょんなきっかけで大きな岐路に立つことに成ったらしい、いや立たせて貰ったというべきか兎に角残りの人生を左右する状況にあり、自分の努力次第で何人かの人々も巻き込んだ仕事ができると言う所に居る、今までの様な消極的なスタンスで動く事は恐らく罪悪になる、恥を覚悟で、人の謗りにも腹を括って踏み出さなければなるまい、恐らく今以上に悪くなることは無い、
若い頃から自分に「悔い改めるとも悔い悩むなかれ」として来た、しかしそろそろ終盤に差し掛かった人生も自分だけではなく苦楽を共にした連れ合いもいる、「食い悩むな」と言うのはその連れ合いも性格的に同感してくれるので有り難いがこれ以上苦労もさせたくない、子供達にもずっとそう言って来た、その子供達ももう大きな子供がいる、もし孫から聞かれたら(まずあるまい)こう言い直してみようかと書き留めてみた、
「最良の方法を最大の力で行い、その結果は全て受け入れろ」
今までの人生を振り返って見ても決して後悔はしていない、済んでしまった事はどうしよもあるまい、「あの時ああすれば」などと言った所で戻るわけもないし、あの時右でなく左の道を進んだとしても今より良くなったと言う保証もない、有るとすれば「あそこで手を抜かなければ」と言う悔いだろうがそれも今更考えても仕方ない、
だから常に手を抜かずにやれば「最大限頑張った、それでダメなら仕方ない」と思える生き方が出来る、
今度関わった仕事は恐らくあと1年か1年弱がチャンスだ、生まれ変わらなければなるまい、まあ還暦を5年も過ぎて「生まれ変わる」のもないだろうが上手く出来ればそれこそ「古来希なり」だ、

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