梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

産官政の政治は何とかしたい、入管法改正は企業に利しても名を貶める

2018-11-16 10:33:26 | 雑記
入管法改正案を強行に採決しようとしている、
確かに今末端の就業人数が減っていて二次産業があえいでいる事は確かの様だ、
しかしその一方で仕事の無い労働者も多くいる、
非正規労働者は正規労働者の人数をはるかに超えているしその正規労働者すら
過労死レベルの仕事を無休で働かされているケースも多いらしい
ブラックと言われる企業は上場企業ですら多数みられる様だ
労働組合も殆ど御用組合でストライキやデモもない、
労働基準法も有名無実で労働基準監督署と言うのも機能できない
企業は安くかつ無保証で労働力を雇用し集めた利益は内部留保と言う資産で抱え込んで一部の経営者陣は年収数億円と言う所得を得ている、
今度の入管法改正はこの部分を他国から集め低賃金で担保の無い労働力として意図しているのだろう、
その分国内の労働単価は低いまま押さえられ、その劣悪な仕事さえ失う事になるだろう、
ある経済学者が「ブラック企業と劣悪な労働環境は最低賃金をあげて残業代を正確に支払っていれば解決する」と言っていたがそれだけではない、
色んな名目をつけて「何時でも解雇できる」或いは「契約をしない」と言う雇止めを無くせば日本人口の貧困家庭は殆ど無くなるはずだ、
貧困家庭の定義は全所得層の平均値以下の家庭を言う、平均値以下が7割と言う事は全くバランスを欠いていると言う事だ、
更に3割近くが平均所得の半分以下で暮らしている、
ダブルワークどころかトリプルワークでもまともに食事もとれないと言う家庭があると言う、
労働力を確保したければ平均的な生活が出来る給料を支払えば国内労働力で十分賄えると思う、
無論それでも「働かない人間」は居るだろうがそれを理由に低賃金を正当化し生活保障を規制すると言うのは本末転倒だ、
先ずは働ける環境を整えるのが先決だろう
アメリカから買う武器を1割減らしてその金で雇用推進した企業に補助でも出したらどうだ
消費税を増やしても貧富の差は拡大するだけだ、
国民生活レベルを平滑化するのが政と言うものだろう、
声を大にして言いたい、「資産に課税しろ!」
無いやつからとるな、あるやつが出せ!

街の風景、雨上がりの朝日が反射しています

2018-11-14 08:02:32 | ぶらり
この通りは結構撮影に使われる、
本当は企業の敷地だが一般の人も通れる一方通行の車道と植込みのある広い歩道がある、

そろそろ落葉だが毎日清掃をしているので落ち葉は丁度良い具合に落ちている

昨夜からの雨は夜半に上がり東から射している陽がビルのガラスに反射して道路に模様を描いている
急いで会社に向かう人も居るがのんびりと散歩している人もいる







私はこの街が好きだ

伊豆の禅寺は誰も居ない

2018-11-13 09:47:26 | ぶらり
仕事の関係で伊豆に毎月の様に行く
時間の関係で少し間が出来た、訪問場所を確認したが時間が余った、
少しは知らせたら大きな石の碑が細い道の両側に立っている、どうやら奥に寺がある様だ
門前の車庫に車を置いて参道を入ってゆくと石垣が有ってその前に綺麗な水が流れている


一段登った所に山門が有る

踏み込みは見事に苔むしている

本堂は広い庭の奥に見えるがその前に石の太鼓橋が有る、「滑りますから足元に注意してください」と書いてある
下はあまり大きくない池で水もにかかる様に楓が燃えていた


入口脇に狸の像が有った、最近寺には狸が多いな



此れから伊豆の寺と神社をめぐってみようかなと考えている

皇室と大嘗祭は宗教と言うより日本の歴史であり文化だ

2018-11-10 12:42:24 | 雑記
新天皇の即位に伴って大嘗祭を国として執り行うと言う事に関して「120人が訴えた」と言う記事を見たので少し調べてみたら真っ先に「日本基督教団」のHPが見つかった、
1. 天皇の退位および即位に際して行われる諸行事において、本来は皇室の私的宗教行事である大嘗祭まで国の公的な行事として行うことは、国民に対して天皇が特別な存在であるとのイメージを植え付け、天皇の神格化を推し進めるものとなります。

皇室の私的宗教執行行事と言うが「皇室の私的」と言うのはおかしいだろう、
皇室は日本の象徴であると言うのは法律的にも書かれている、第一皇室に「私的な権限」などある訳も無い、
第一今「天皇が神」だなんて考えている人間は世界中を探しても居る訳も無い、明治時代の強い日本を目指していると思われる日本会議や安倍政権でも「現人神」などと考えている訳も無いだろう、
恐らく「神輿のありがたみは大きいほど良い」程度の事で今上天皇が核廃絶や先の戦争に謝意を口にしただけで「天皇は政治的な発言をすべきではない」と公然と言わHPが見つかった

2、宗教行事である大嘗祭に国が関与することは、日本国憲法が保障する信教の自由および政教分離の原則に反するものです。
宗教行事だと言うなら文科省に登録されている事になるがそんなことは無い

3.どのような名目であれ大嘗祭に関わる経費に国費を支出することは、日本国憲法の政教分離の原則に反しています。

嘗祭の経費を国費で出する事は国の行事であり国際的にも認められている事は日本だけではなくヨーロッパの王国でも普通に行われている、

私たちは、神以外の何ものをも神としてはならないとの聖書の教えに生きるキリスト者として、天皇の代替わりに関する宗教的諸行事、とりわけ大嘗祭に国が関わることに強く抗議し、反対いたします。

宗教の自由をどう考えているんだろうね

個別に突っ込んでみたが事はそんな話では無い
日本は世界歴史的にも変わった政権構造になっている事は歴史家の間でも歴史政治学でも認めるいる事でその起源は兎も角も万世一系と言いう形を取って来ている、
無論途中で血が途絶えそうになり傍系が天皇家を次いでいる事や兄弟争いも有ったが基本的に「皇室以外が日本の国王になる事は出来ない」のである、
乙巳の変の時に曽我家が皇室にとって替わろうとしたと言われているがその後は天皇家をそのままにして政権を手中にすると言う形で今まで続いている、
立場は日本の持ち主と言うより天上から託された国を統べる事と神託を受け且つ敬い謝辞をすると言う言わば「神主」である、
国王にはなれない、国王にしないと言う文化は政権が変わっても国の形態はそのままであり
運営が変わると言う事で延々と続いている国家形態は大陸の政権交代の様に前政権の粛清と言う様な事は起きなかった、無論小規模ではあったが「これからは俺が王様だ」と言う事は起きなかった、
最後の明治維新で起きた事は「皇室中心の国家に回帰」だがやったのは天皇を現人神として祭り上げて「天皇の命令」で時の政府が事を起こし昭和天皇は最後まで反対をしたと言うが敗戦の責任は昭和天皇の名前でとらされている、
皇室の在り方は宗教ではなく「文化」であり宗教行事ではないだろう
皇室を「宗教」だと言うなら皇室典範も宮内庁も全て政教分離の法則に違反する事になる
今回の生前譲位は戦国乱世の火元になったと言う事で一世一代となっていたが既に日本で天皇家を担いで国を割るなんぞはあり得ない
それが出来るなら「絶対安定保守政権」も止められるんだがな
兎に角「大嘗祭が政教分離に反する」などと言うのは戯言でしかないと言わせてもらう


日本の信用は地に落ちた、政治も企業も

2018-11-05 10:57:44 | 雑記
日立化成と日本企業の不正が相次いで発覚している、
世界で日本の企業モラルと信頼度が揺らいでいると言うより既に崩壊しているだろう、
日本を追いかけてきている国の信頼度を喧伝している日本企業の信頼は地に落ちた、
この信用を取り戻すのは大変な時間と努力が必要だ、
だがその努力をしているとは見掛けられない、カメラの前で頭を下げても腹の中では
(なんでばれたんだ)位しか思っているまい、
一度犯し台湾の列車事故で制作した日本車両製造、免振ダンバー不正のKYB、神戸製鋼
100年の信用も一回の不祥事で全て壊れる、落ちた信頼を回復するのには100年かかる、
個人レベルで考えれば良く解るだろう、嘘ばかりで信用できない人間がまともに行動したとしても周りは「あいつの言う事は宛てにならない、今までを見ろ」と言われる、
要するに「狼少年」だ、
ずっと親の代から信頼を築いてきても一度裏切れば「あいつもいまは信用できない」と言われるだろう、
何故日本企業はこんなになった、内部留保が毎年の様に積みあがっても社員の甘言をしない、
儲け第一でバレなければ品質は落としてもコストを下げろ、
過労死レベルでも「首になりたくなければ働け」と言う体質になったのは恐らく小泉政権の時の新自由主義、規制撤廃からではないか、
日本的経営、家族主義的雇用関係は永く継続する企業を支えてきただろう、
人間には必ず優劣が有る、しかしそれをも包括して企業は成長しその包容力は懐の深い企業体力を保証ししれが信頼につながっていたのだろうと思う、
企業も個人も資産のアンバランスが極端になっている、アメリカナイズされた新自由主義はアメリカ国内で世界の資産トップ100の半分以上と超貧困層が国民の半数と言う国になっている、
企業もトップ企業は殆ど創立経営者に集まる金は通信と言う人件費の掛からない企業に集中する、
日本でもこういう個人がレベルは違うが現れているが殆どは金融シンジケートによる寡占化になり半数の国民が貧困層になりつつある
その結果が日本企業、いや日本国そのものの信頼性の崩壊だろう、
財閥、国粋主義者の言うものではない本当の日本人が持っていた生き方を見直す必要があるだろう、
誰かが言っていた日本人の本質武士道、葉隠は明治前の話だが武士は日本国民の1割程度だ、
庶民の心、「おぬしも悪じゃのう、越後屋」ではない商人文化の包容力が本質だったのではないか

やはり資産課税にするのが良い