2019年2月21日(木)
昨日友人と会って刺激を受けた。
友人は銀行に勤務して、今週が1年に1度ある1週間連休だった。
私も仕事を辞めたので、ふたりで旅行に行くこともできたのだが、私の引っ越し計画が未定だったためとりやめた。
そこで、今回彼女が思いたったのは「友達に会おう」だった。
「今度会おうね」が社交辞令にならないように。
たぶん、同級生の死が影響しているのだろう。
「今度」はないかもしれないのだ。
もともと、家でおとなしくしているのは苦手な彼女。
時間があれば自分のやりたいことをしている。
「何か趣味持たなくちゃ」という。
趣味をするのもやりたいことをするのも同じだと思う。
今の私は何だか中途半端。
時間があるのだが、いつ流れが変わるのか待っている。
それもなかなか辛いのだ。
堀ちえみさんが舌癌の手術を受ける。
癌はステージ4であり、リンパまで進んでいると言う。
私の義父も舌癌だった。
歯が痛くて食事ができないので歯医者に行ったところ、別の病院を紹介され発見された。
義父は手術で舌だけでなく、あごの1部も摘出した。
舌はももの肉を使って舌のように作られていたが、舌の動きをするわけではない。
舌が動かないので、言葉をきちっと出すことができなかった。
お互い、意思疎通ができずイライラしてしまった。
また、あごの摘出もあったため、食事は流動食だった。
お酒好きで食事に興味なかった義父だったが、食べれなくなると食べたくなるようで、私たちの食事を羨ましそうに見ていた。
もちろん、顔もあごが無くなってすこし変わってしまった。
飲みこむことが難しかったので、よだれが垂れてハンカチをいつも持っていた。
手術から5年後、年齢もあったが死因は癌の移転ではなく、急性心不全で布団の中で安らかに他界した。
ちえみさんも術後は思うようにならずに大変かもしれない。
でも、ちえみさんが生きていることで周りの人が前向きに生きていけるだろう。
元気な姿をまた見せてほしい。