michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

にらめっこの『介護短歌』    〔短歌〕

2009-02-26 08:25:09 | Weblog

今朝は気持ちよく晴れている。
10代の多感な時期は、見上げると新宿の、
建物に囲まれた細長い空があったっけ。
それも、灰色がかった…。


今は、低い山々に囲まれ、
どちらを向いても広々とした空を見渡すことができ、
その空は青く澄み渡っている。

――大きく深呼吸したくなるわ~。

 

ゆうべ、教育TVの『介護百人一首』を観た。

介護をしている人、してもらっている人が、

日々の様々な想いを歌に託す。その投稿作品の紹介。

いわゆる‘短歌’とはチョット別のところで

とても心惹かれるものがある。

人間て、良いナ、素晴らしいね…と

いとおしく思えてくる。

 

ゆうべ紹介された歌の一つ。 

   いらつきて 時には けんか にらめっこ

      思わず笑う 老老介護

先生は、こう言っておられた。

『短歌は、情緒的なものではなく、命の現場を歌うことなんです。

喜怒哀楽…特に怒りなんかを歌ったら良いんですよ。』

 

私は、今のところ介護とは直接の関係はないけれど、

介護短歌には、色々と教えられるものがある。

人とギクシャクしたりしても、そんな自分を否定したりせずに、

例えば‘にらめっこ’して‘思わず笑’ったり、

こんな風にできたら良いネ。

そして、そういった心模様を短歌に表してみて、

自分なりにシックリくる感じに表現できると、

たとえ辛いことも、悲しいことも、それなりに納得できていくのよね。

また、ヘタな短歌を作りたくなってきたわ――。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする