このごろとても魅力を感じる国が二つあります。
一つは、デンマーク。
デンマークより、さらに惹かれるのは、ブータン。
ゆうべBSで、そのブータンの踊りを踊るダンサーの番組が。
USA(ウサ)という方、とにかくすごい人気のようで、
自分が欲しかったものを全て手に入れた。
にもかかわらず、不安で、眠れなかったり。
それで、『幸せの国、ブータン』へ。
祭りの踊りは、とても難しく、すごくタイヘンだったし、
気持ちの面でも、外国から来た自分が参加して良いんだろうかと葛藤。
すると、人々は寄ってきて口々に
アドバイスしたり、励ましたりする。
それで本気に☆
結局、本番で見事に踊りきった。
自分のためではなく、人々の平和と幸せを祈る、聖なる踊りです。
村人たちは感動し、惜しみない拍手を送った。
――ブータンの人々のほとんどが「幸せです」と、即答するのが
少し分かりかけてきたように思うんです。
ブータンでは
物質的な豊かさや名声などは、基準ではない。
暮らしは質素でも地味でも、心は満たされている。
いつも人のことが想えるんですね。そして心から祈る。
どんなときも、心は豊かで優しい。
きっと、
みんながそうだから「そんなきれいごと…」なんて言われないし
「自分ばっかり良いコになっちゃって」なんて目で見られたりもしないでしょう。
国全体が、そんな温かく穏やかな気風になってるんでしょうね。
USAさんは、大きな収穫が得られて、本当に良かったと、
身内のことのように嬉しく思いました。
自分の経験からもね、
ふだんは、自分のことでイッパイイッパイだったりするんですが、
人のこと心から想えるときって、
こころが充実してるし、腰軽く動ける、
笑顔が返ってきたりしたら、それでまた嬉しくなって、、
という良い循環になるんですよね。