前々から、気になってたんですが、
職場の、あるカゴ(金属製)がベコッとへこんでるんです。
誰が、どういう状況でやってしまったのか分からないけど、
見た目もわるいし、使いにくい。
はぁ。。
誰か直してもらいたいなぁ…。 でも、
力まかせに エイッ とやったのでは、またボコボコになってしまいそう。
ふと、Kさんが思い当たった。
彼はふだんから、とても丁寧な仕事ぶり。そして、
人とのふれあいを大切にしているのが感じられる。
でも、そういう人だから、きっと仕事いっぱいかかえてて、
忙しいでしょうねぇ――。
でも、先日たまたま出逢ったとき、思い切って声かけてみた。
すると、「ああー。」「うん。」と聴いてくれた。
そして、1時間ほど経った頃、その現場を通りかかったら、
そのカゴが本体から外されていた。
エッ
あんな風にシッカリ取り付けられているものを「外す」という発想は、
私には無かったのです。
そして、その数時間後に見てみると――、
新品の時と同じ形に生まれ変わったカゴが
キチンと取り付けられていたのです。
ここまで完璧に直してもらえるとは。
何週間もの間、
どうしたものかなぁ、誰に(どこに)お願いしたら良いかなぁ、
と気になっていたことが、アッという間に解決してしまった。
それも思い描いていた以上に美しく~。
彼は、忙しいというのは事実だと思うけど、
快く引き受けてくれたようです。
遠慮はないんだけれど、
忙しい人になるべく負担かけたくない、心苦しいという気持ち。
でも現実は、そういう感じではなかったみたい。
こんな辺り、自分のテーマかもしれない。