ふとしたことから大発見。
俳句の入力をしていて、「惚」という字が出てきた。
これって、「ほれる」と読む場合と、「ぼける」と読む場合があるんですね
さらに、
「とぼける」
「おぼほる」(ぼんやりする意)
「気」をつけて「惚気」とするると、「のろけ」になる。
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類語辞書の検索結果 - 必携 類語実用辞典(三省堂)
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国語辞書の検索結果 - 大辞泉(JapanKnowledge)
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おぼほ・る【惚ほる】
[動ラ下二]《「溺(おぼ)ほる」と同語源》放心する。ぼんやりする。 「むげに世を思ひ知らぬやうに―・れ給ふなむ、いとつらき」〈源・帚木〉 -
こつ【惚】[漢字項目]
[人名用漢字] [音]コツ(漢) [訓]ほれる心がぼうっとする。ぼんやりする。「恍惚(こうこつ)」[難読]自惚(うぬぼ)れ・惚気(のろけ) -
とぼけ【恍け/惚け】
とぼけること。また、とぼけた人。→御恍(おとぼ)け
和英辞書の検索結果 - プログレッシブ和英中辞典(JapanKnowledge)
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以前、『恍惚の人』という本が話題になりましたが
あれは認知症、一般的な言葉で言えば「ボケ老人」のテーマ。
「ぼけた」と言うと、マイナスイメージで、それだけ長く生きてきたんだから仕方ないんでしょうね…、という感じになるけど、
まるで「ほれた」ように「ぼんやり」したり、「恍惚」のような状態になってきた、
と言うと、
ずい分ちがってくるわねぇ。
ちなみに、
俳句の世界では、送り仮名はできるだけ短くしたり、ナシにしたりするようで、
もし「惚て」とあったら、
「ぼけて」か、「ほれて」か、
どっちなのか ゼンゼン分からなくなるところでした。