michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

「ぼける」も、「ほれる」も、『惚』って字!?

2012-08-25 07:22:25 | つぶやき

ふとしたことから大発見。

俳句の入力をしていて、「惚」という字が出てきた。

これって、「ほれる」と読む場合と、「ぼける」と読む場合があるんですね

さらに、

とぼける

おぼほる」(ぼんやりする意)

「気」をつけて「惚気」とするると、「のろけ」になる。 

    ↓

               

 

類語辞書の検索結果 - 必携 類語実用辞典三省堂

2

  1. ぼける【惚ける】

    (ばか) 頭が惚ける ぼんやりする 薄ぼんやりする 惚け痴(し)れる 恍惚(こうこつ) 惚痴 老い耄(ぼ)れる 耄碌(もうろく) 老惚(ろうこつ) 老衰 老廃 朽老 ⇒関連語うっとり【恍惚】 
  2. ほれる【惚れる】

    関連語すく【好く】  

 

国語辞書の検索結果 - 大辞泉JapanKnowledge

32

  1. おぼほ・る【惚ほる】

    [動ラ下二]《「溺(おぼ)ほる」と同語源》放心する。ぼんやりする。 「むげに世を思ひ知らぬやうに―・れ給ふなむ、いとつらき」〈源・帚木〉
  2. こつ【惚】[漢字項目]

    [人名用漢字] [音]コツ(漢) [訓]ほれる心がぼうっとする。ぼんやりする。「恍惚(こうこつ)」[難読]自惚(うぬぼ)れ・惚気(のろけ)
  3. とぼけ【恍け/惚け】

    とぼけること。また、とぼけた人。→御恍(おとぼ)

 

 

和英辞書の検索結果 - プログレッシブ和英中辞典JapanKnowledge

8

  1. のろけ【惚気】

 

               

 

以前、『恍惚の人』という本が話題になりましたが

あれは認知症、一般的な言葉で言えば「ボケ老人」のテーマ。

 

「ぼけた」と言うと、マイナスイメージで、それだけ長く生きてきたんだから仕方ないんでしょうね…、という感じになるけど、

  まるで「ほれた」ように「ぼんやり」したり、「恍惚」のような状態になってきた、

と言うと、

ずい分ちがってくるわねぇ。

 

 

ちなみに、

俳句の世界では、送り仮名はできるだけ短くしたり、ナシにしたりするようで、

もし「惚て」とあったら、

「ぼけて」か、「ほれて」か、

どっちなのか ゼンゼン分からなくなるところでした。

 

 

コメント
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