きのう、公園で恒例の “新春凧揚げ大会“というので行ってみました。
丘の上にあって、そこに行くのは 私には ちょうど良い運動という感じだったんですが、きのうはもう息が切れて、人のいない所でマスクを浮かして酸素を取り込み、息を整えました…。
やれやれ。。
日なたでは ポカポカと暖かく 良いお天気でした。
ただ、凧を上げるには 風がもっと欲しいという感じだったようで、皆さん一生けん命に走っておられました。
やはり良い光景ですね、空に凧が舞い上がるというのは。
ふと子どもの頃のこと 想いだしました。
4F建てのアパートだったので、屋上に上がると風があって、走らなくても凧が元気に上がるんです。
ただ、4F建ての4Fに居たので、「夏はすごい暑かったよねー」と家族はよく言ってます。
でも、私はそれよりも、冬の寒さの記憶の方が。
母は、毛布を半分に切って、端に布紐を縫い付け、腰巻スカートのように作ってくれた。
これはもう格段の温かさで、ありがたかった。
よく夕方、窓から見下ろしてて 父が見えると、母に伝えた。すると、母はいそいそと揚げ物なんかを始めるんです。
父が下から上がってくる頃に、ちょうど出来上がっていて、アツアツを食べられるという寸法です
4Fなのに、ある夜、小さなバッタが勉強机の上に現れた。
赤ちゃんらしく、とても小さい。萌黄色というか、淡く美しい色。
いつまでも机の上をウロウロ、ぴょんぴょん。
ふと「わたしの友だち、アンタだけよね…」なぁんて感傷にふけったりしてましたね
あらあら――、凧からバッタまで話が飛んでしまいましたね。
丘の公園の凧は あんまり飛んでなかったけれど