職場のロビーで新聞を読むとき、いつもミルクティーを飲んでいる。 心がふっと安らぐのよね。
片付け始めて、一枚のメモが目に入った。こういうのは、なんとはなしに、つい読んでしまう。「なに書いてあるのかナ…」
それは仕事の話で、ちょっと一方的な雰囲気、トゲのようなものを感じた。
私は、詳しい事情は知らないけれど、こういうものが、こういうところにあるのは、どうかしら…と気になった。
どうしたものでしょう。。
――しばらく考えて、段取りさんのところへ持って行き、
「こういうのって、どうかなぁ…って私は思うんですけどね…」と話すと、
「アッ、これ…、預かりますね」と受け取ってもらえた。
事の真意、何が適切か とかは 分からないけれど、たった一枚のメモが、ある種 独特の空気を周りに発散することもある、ということを思わされたことでした。
よく「メモやメールじゃなくって、出来るだけ顔を合わせて話をした方が」というのを耳にする。
ホントにそうかしら? 分かる部分もあるけれど・・・。
前いた職場で、メモやメールの とても上手い人がいた。上手い というよりも、素晴らしくて いつも感心していた。
その文体や文字から発せられる雰囲気は、とても優しく 明るくて、人を元気づけたり、苦手なことさえ その気にさせたり。
‘メモ’とか‘話し’とか、形の問題ではなくって、
人と接する際の姿勢、立ちどころ、なんでしょうね。
私は、 どうかしら――。
文章にしても、話にしても
相手の方に対する気配りや、思いやりが無ければ
殺風景なものに成ってしまいますよね。
こちらの心次第ではないでしょうか。
ほんとに、そうですねぇ。