NHK『スゴ動画祭』で、“3Dプリンターで極上の〇〇が作れた!”というのがありました。
まるで本物そっくりの ‘握り寿司’。 見た目だけでなく、味も歯ざわりも そっくりとか。
作ったのは、甲殻類が食べられないという専門家。海老なんか言われても分からないくらいの仕上がりです。
すごい――
材料は、主に白身魚とか。
わたしの頭にすぐ浮かんだのは、介護食。もう噛めなくて普通食はムリ、というケース。母がそうでした。
介護食って、自分でイチから作るにはタイヘン…ということが多くて、
半分くらいは市販の介護食でした。ミキサー食をなんらかの方法で形にしたもの を主に。
ほとんど、どのメニューも同じ形でしたね。。
(メーカーさんも工夫して下さっていて、魚だったら、切り身の形、とかもありましたけどね。)
噛めない超高齢者向けに、毎日の食事を豊かに楽しめるようなのが、もっとあったらいいな――。
但し、価格は 普通食 程度に収めて頂きたいです。
グルメ・贅沢ではなく、ふつうの食事が食べられないのですから。
ファミレスとか行っても、食べられるのはプリンだけ。フルーツなど添えられてない、プリンのみ。
お寿司屋さんだったら、ふわふわのだし巻き卵だけ(シャリもダメ)。おすましの、汁のみ とか。
社会全体的に、介護食がもっと進んでくれたら――と、何度ため息をついたことでしょう。
ご自分や、大切なご家族が、そのうち そうなるかも しれないのですからね。