minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

祝テレビ出演

2007年08月15日 | ライブとミュージシャンたち
 ピアノの神村君は初めての海外公演、しかもそれがテレビの仕事とあってドキドキしていたみたい。特にCaiDentroのイントロは一所懸命練習してた。可愛いなあ。

 「本番前にメイクさんが来ます」と言われていたのだが3人も美しいお姉さん方がやってきた。まるで黒柳徹子のようなメイクで厚化粧された私。これが韓国流のメイクなの??まるで他人の顔のようでどうもこっぱずかしいw。隣で神村君も髪の毛のお手入れをしてもらっていた(あとの2人はいいんですか?)。神村君のヘアーをいじりながらお姉さん達は「ぺ・ヨンジュンに似てるわね。」笑いながらセットしてくれていた。

 ソウルに来てやたらにもてる神村君。昨日も演奏後に可愛い女の子たちから握手を求められていた。韓国で有名なピアニストに似ている、とかお笑いのタレントにそっくり!と何かと話題が尽きない。どこへ行ってもピアニストはもてるのだ。

 さあ、いよいよ本番だ。昨日は体の事も考え、みんなリラックスしてできる曲を選んだが、今日は攻めの姿勢で難曲「カナビスの輪」も演奏することに。

 「アンニョンハセヨ~!イルボン エソオンMINGAイムニダ。パンガップスミダ。」お決まりのご挨拶、やっと覚えましたw。あとは通訳の方がいるので大丈夫。この番組のディレクターが去年私達がPit Inn で演奏しているのをたまたま聴きに来ていたそうでびっくり!「あの時は完全にフリーの演奏でしたが、今回はわかりやすい演奏ですね。」とインタビューで言われてびっくりw。

 それでもやはり「これが私達の音楽だあああ~!」とばかりにフリーに展開。カナビスでは通訳の方に金さんの話もしていただき、会場もノリの良い拍手とやんやの歓声が入り混じった中身の濃い演奏になった。あ~楽しかった。

エネルギッシュKorea!

2007年08月15日 | 
 韓国EBS公開収録が終了した。今回のツアーはソウルだから食事も充実。朝、昼、夜とずーっと食べ続けてなんだか太りそうな予感。

 1日目は旅の疲れもあり食欲も全くなかったけど、2日目は俄然元気になった。キムチパワーかな?

 2日目、おいしい焼き魚定食(写真のように、店の前でおじさんが焼いている)を満喫し、地下鉄でテレビ局へ向かう。朝から雨が激しく降っていたがホテルで借りた傘が水玉でかわいい。男の人がレインボーの派手な傘をさしているのもかなりインパクトがありましたw。

 さあ、初めて乗る地下鉄だ!通訳のヤンさんとホームでワイワイやっていると隣でニコニコとおじさんが私たちの会話を聞いている。「日本から来たの?」と会話の途中で質問してきた。やはり高齢者の方は日本語がわかる人が多いみたいだ。そのおじさんは電車に乗ってからも私たちの方ばかりじっと見つめ、時々話に加わるようにうなずいていた。

 電車内で突然、きゅうりのスライスを顔にべたべたと貼り付けたおじさんが口上を始めた。びっくりして見ていると今度は大根をスライスして腕にも貼り付けて見せている。携帯スライサーなるものを¥100で売っているのだ。かなり儲かっているようだ。私たちが見ている間に3,4個売れてささっと次の車両に移って行った。いろいろなものが¥100で車内で販売されているそうだ。本当は違法行為だから、一駅ごとに車両を移動しながら・・・さながら「動く¥100ショップ」だな。韓国のエネルギーがここ地下鉄にも満ち溢れていた。