minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

送迎付きリハーサル

2009年09月20日 | 
先週の家でのリハーサルの時に
「よし、じゃあ今度は俺の家でやろう!」
とフェローンが言いだした。ええ?もう一度リハやるの?と思ったけど、よほど楽しかったから誘ってくれたのだろう。彼の家でリハーサルをやるのは今回が初めてだし。今年の1月に引っ越した新しい家だというので、楽しみ。

4時に我が家へ車でピックアップしてくれる、という親切なフェロちゃん。どこまで良い奴なんだろう(涙)!!

4時までは自由時間だ、とばかりに時差ぼけ早起き親子は朝からショッピングにブロードウェイへ繰り出した。息子お気に入りの通りだ。今日はお天気も良くて土曜だから「ユニオンスクエア」もWood Stockのようなアップルサイダーや花がところ狭しと並んでいたけど、さっと素通り。そして私は遂にあのミラクルサランラップをゲットした!って誰も知らないだろうけど、密かに日本でも人気でネットでも買えない特殊なサランラップなのだ。20件近くスーパーを回ったがあきらめかけていたのに。うれし~。



靴屋(ナイキショップ)に入っていろいろと見ていると、おかしなものが・・・!!間違い探しのようだけど。息子が見つけて大笑い。本当にこんなんでいいのか?ナイキ?






リトルイタリーでパスタとピザを食べ、慌ててタクシーで家にもどると時間通りにフェローンが迎えに来てくれた。フェローンが天使に見える。

ブルックリンの閑静な住宅街の可愛らしいお家に入ると廊下になにやら見覚えのあるポスターが・・・。



あ、これってミュンヘンのジャズフェスティバルのポスターだ!懐かしい。そう言えばあのとき、フェローンも自分のバンドで出演してびっくりしたっけ。ああああああ、蘇る青春。私の名前もしっかり載っていた・・・。

フェローンの奥様とそのマミーにも初めてご挨拶。マミーはコロンビア人でスパニッシュしか話せない。でもニコニコと私たちのリハーサルを聴いて拍手。

リハーサルのあとはフェローン自らアレンジした魚料理、豪華なディナー。マミーは私にスパニッシュでどんどん話しかけてくれるので、適当に想像しながらうなずいたり、カミニート(アルゼンチンの有名な歌)を一緒に歌ったり、と言葉はなくとも心は通じる!方式で楽しい時間を過ごさせてもらった。アディオス!!再来年は息子がぺらぺらになって通訳してもらえるから、またその時にね!マミーは2階の窓からいつまでも私たちを見送ってくれた。なんて可愛いおばあちゃんだろう!!素敵なフェローン一家に感激のサタデーナイトは更けていったのであります。