minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

Buenos Aires Jazz Festival International 開催!

2014年11月22日 | ライブとミュージシャンたち
19日から始まった[Buenos Aires jazz International Festival]、あいにくの雨が続き、おととい、昨日と観に行った「Usina del Arte 」という会場も人気はあまり多く無かった。ここはBoca地区という有名なカミニートやサッカーチームのある場所で、我が家から歩いて行けるくらいの距離だが、危険地区でもあって、昼間以外は近づくなとみんなに言われる場所(苦笑)。しかも、一昨日はボカのホーム試合があったので、Usinaの会場まで行く人々が少なかった。ボカのファンが勝っても負けても大騒ぎするから。私たちはそこを強行突破して行くのだから、緊張の連続だった。





Poca Gente.....せっかく海外から来てもお客様が少ないんじゃ可哀想だな~。しかも野外の会場(センテナリオ)は雨だったら誰も来ないよ・・・。なんて思いつつの帰り道。心配していたボカのファンは足取りが重くあまり騒いでいる人がいないぞ・・・あれ?負けたのかな、と思いきや0対0の引き分けだったそうな。御陰で助かった~。

しっかし、これが夏なのか?まさかと思いつつ持ってきたヒートテックやコートが役にたつとはびっくり。ブエノスアイレスの夏。






明日の会場の下見をするべく、今日は「パルケ・センテナリオ」に。昨日までの雨模様が嘘のような良いお天気。爽やかな湿度なので、日陰に入ればカーディガンをはおりたくなるが、晴れて良かった~~~。







パルケ・センテナリオはとっても広い美しい公園。池には鯉が沢山泳いでいる。ここを「日本庭園」と喚んでいるらしい。






会場に入ると、ちょうどジャゾロヒアのオーガナイザー、カルロスが司会をしているところだった。



結構満席状態だ。素晴らしい!しかも丁度、明日の宣伝もしていて「TReS」の紹介をしている!私たちは会場の上の方からカルロスに手を振ったら気がついて、そこで私たちを会場中に紹介してくれちゃった。全員が後ろを向いて、にこにこ、大きな拍手を送ってくれた。ひえ~、演奏前日からこんなに嬉しい事があっていいのかしらん。




テレビカメラも5台ある!

帰り際に出口でカルロスにばったり会ったので挨拶すると女性スタッフに紹介してくれた。

「このトレスはもの凄いグループなんだ。明日きっと(いろんな意味で)ぶちこわしてくれると思うよw。」

ご期待に添える様、全力で頑張る所存であります。しかし、演奏時間が45分しかないのは短すぎる~~~(涙)。今日のバンドも40分くらいだったのに、アンコールさせてもらえなかったので、無理矢理サックスのソロをちょろっとやっていた。こういうところだけ、とてもきっちりしているアルゼンチンなのでありました。はてさて、明日はどうなることやら・・・。ポルテーニョたち、待っててね。