エルメート・パスコアールに20歳から12年在籍していたフルート&サックス奏者のカルロス・マルタ。クリフの友人として、土曜日のTrib0zのライブに聴きに来てくれた事は前回のブログに書いたけれど、こんなに彼と親しくなれるなんて・・・まるで夢のよう。
「俺は明日の準備で今夜は行けないけれど、お薦めのライブがあるから、時間があれば聴きに行くといいよ。」とカルロスがメールをくれた。

紹介してくれたのがTribOzのすぐ近所にある「Semente Cafe」というライブハウス。そこで、ショーロのギター2人、パンデイロというトリオの演奏。本物のショーロを聴いた事がない私たちは喜んで出かけた。リーダーはギター&ボーカルのPaulo Becker。ナシメント、ピシンギーニャ、ジョビンなどはもちろん、途中でハービーハンコックの「Water melonman」まで弾く始末。ショーロってなんでもありなんだ!2セットの最後の曲で観客は大興奮。たった一つのパンデイロなのにもの凄く変化に飛んだアプローチで音楽の表情がめまぐるしく変わって行く、素晴らしい演奏だった。



パンデイロ奏者はBernardo Aguiar。30歳の若さだが、カルロスのグループでも活躍する、将来有望のパーカッショニスト。「カルロスからあなたたちの事は聞いています。僕はマルコス・スザーノの弟子でした。日本にいつか僕も行きたいんです!」すっかり意気投合。次の土曜にカルロスとDUOコンサートがあるそうな。ああ~、残念。もう一日いたかった・・・。そんな話をしていると、おもむろにリュックから自分のCDを2枚取り出し・・・プレゼントしてくれた。なんて良い奴なんだろう!!次回は一緒にレコーディングしようね、と盛り上がった。
ブラジルに来る前は、「カメラやiphoneを盗まれるから絶対に気をつけなさい。」といろいろな方から注意された。でも来てから解った事は、ここの国民性はものすごく温かい人達だ、という事。アパートの警備(門番)、キオスクのお兄ちゃん、街をそうじしているおばちゃん、カフェのお姉ちゃん、道を間違えたから値切った(!)タクシーの運転手・・・みんな嫌な顔一つせず、「チャオ!」と最後は手を振ってくれるのだ。ライブもアルゼンチン同様、ミュージシャンをばしばし演奏中にとってもOK。日本やアメリカのように全く気にしていないところが驚きだ。
「これぞ、ショーロ!」という凄まじい演奏を聞いて大興奮しながら深夜に帰宅。さあ、翌日はいよいよ、カルロスのソロコンサートだ!(つづく)
「俺は明日の準備で今夜は行けないけれど、お薦めのライブがあるから、時間があれば聴きに行くといいよ。」とカルロスがメールをくれた。

紹介してくれたのがTribOzのすぐ近所にある「Semente Cafe」というライブハウス。そこで、ショーロのギター2人、パンデイロというトリオの演奏。本物のショーロを聴いた事がない私たちは喜んで出かけた。リーダーはギター&ボーカルのPaulo Becker。ナシメント、ピシンギーニャ、ジョビンなどはもちろん、途中でハービーハンコックの「Water melonman」まで弾く始末。ショーロってなんでもありなんだ!2セットの最後の曲で観客は大興奮。たった一つのパンデイロなのにもの凄く変化に飛んだアプローチで音楽の表情がめまぐるしく変わって行く、素晴らしい演奏だった。



パンデイロ奏者はBernardo Aguiar。30歳の若さだが、カルロスのグループでも活躍する、将来有望のパーカッショニスト。「カルロスからあなたたちの事は聞いています。僕はマルコス・スザーノの弟子でした。日本にいつか僕も行きたいんです!」すっかり意気投合。次の土曜にカルロスとDUOコンサートがあるそうな。ああ~、残念。もう一日いたかった・・・。そんな話をしていると、おもむろにリュックから自分のCDを2枚取り出し・・・プレゼントしてくれた。なんて良い奴なんだろう!!次回は一緒にレコーディングしようね、と盛り上がった。
ブラジルに来る前は、「カメラやiphoneを盗まれるから絶対に気をつけなさい。」といろいろな方から注意された。でも来てから解った事は、ここの国民性はものすごく温かい人達だ、という事。アパートの警備(門番)、キオスクのお兄ちゃん、街をそうじしているおばちゃん、カフェのお姉ちゃん、道を間違えたから値切った(!)タクシーの運転手・・・みんな嫌な顔一つせず、「チャオ!」と最後は手を振ってくれるのだ。ライブもアルゼンチン同様、ミュージシャンをばしばし演奏中にとってもOK。日本やアメリカのように全く気にしていないところが驚きだ。
「これぞ、ショーロ!」という凄まじい演奏を聞いて大興奮しながら深夜に帰宅。さあ、翌日はいよいよ、カルロスのソロコンサートだ!(つづく)