NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

酷暑、間伐 (8月8日)

2016年08月10日 | 間伐
久しぶりに山主さんの家の前の森で間伐作業をしました。
この森での作業も久しぶりですし、間伐作業そのものも久しぶりです。
長らく休んでいた体が果たして作業に耐えられるのでしょうか。
おまけにこの日の最高気温は岐阜県多治見市で39.5℃を記録し、今夏の最高レベルに達していました。
更にうっかりチェンソーの燃料タンクにオイルを注入するやら(まずあり得ない事です)始動紐が切れるやらで散々な立ち上がりとなりました。
やはり間伐作業の間をあまり開けると信じられないトラブルにも見舞われます。
こういう場合は落ち着いてゆっくり作業に取り掛かりましょう。
そこで先ずは今まで間伐した材の玉切りから作業を開始しました。


少しずつ林内が歩けるようになると雰囲気が明るく変わって来ます。
蚊の大群と流れ落ちる汗は休息を頻繁にとって山からの湧水で洗い流しました。
酒屋の山主さんの庭には酒の仕込みに使う裏山からの湧水が豊富に湧き出ています。
この水を頭からかぶるとまさに生き返ります。

お昼はいつもの森に帰りました。
森の中は涼しく微風が汗をたちまち乾かしてくれます。
なんだか眠くなってきます。

午後も間伐作業を続けました。
樹冠が空いてきたので掛木処理も楽になって来ました。


午前中の一汗で体が軽くなり調子が上がって来ましたが、調子に乗り過ぎてはいけません。
3時前に早目に作業を終える事にしました。
真夏のこの時期でも午後3時を迎えると何となく日差しが優しくなります。
地球が公転軌道を刻々と夏至から冬至へ向かって進む姿が頭をよぎります。
そういえば、森では木の実が大きくなり落葉が目を引く様になって来ました。
夏が過ぎて行きます。

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