NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

雪の影響 (2月19日)

2014年02月19日 | 間伐
大雪で15日の活動は中止になりました。
これで2日の雨、8日の大雪と3回続けて活動が中止となり、2014年2月は一度も活動出来ない記録的な月になりそうです。
14日の大雪から5日たってそろそろ雪も消えたかなと19日に森の入り口に行くと、県道から右折し林道に入ったとたん雪で足止めを食らいました。

画面右側が林道です。
積雪は30cm近くあります。
無理にトラックで入ろうとした轍が数十m先までありましたが、諦めたようです。
少し先では、倒木が道を塞いでいます。
ここでこんな状況を見るのは初めてです。
小屋の様子を確認するために歩いて入ると、こんな様子でした。



周辺は意外に雪が少なく、雪害も大してありません。
林道上に枝が多数散乱しているのと、数本の曲り木が見えただけでした。

前回8日の雪の後、12日の小屋の様子です。
この時はまだ、小屋まで車で入れました。

駐車場に折れたヒノキが落ちていました。
こちらが先端の折れたヒノキです。
周りのスギは被害が無かったのに、なぜか粘り強いはずのヒノキだけが被害を受けていました。


小屋の周りには動物の足跡。

大きな足跡です。
猪でしょうか。

小さな足跡。
小屋に向かっています。

雪の日の森の中は、意外に賑やかなようです。

いつも2月には大雪に見舞われはしますが、今回は2週続けてといい量といい、特別でした。
奥山の間伐遅れの人工林では、雪害で大規模な自然の間伐が進んでいるかもしれません。
雪は既に硬く締って、あまり溶けてくれていません。
しばらく森へは入れそうもありませんね。
コメント
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