NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

いつもの久しぶりの間伐 (3月28日)

2020年03月31日 | 間伐
昨年の秋以来、森の上流で間伐活動を行いました。
間伐活動自体久しぶりです。
前回の活動日は雨で中止となり、今年も雨の多さに悩まされそうな予感がしています。
野外活動には雨が天敵です。
でも、雨ならではの珍しい体験も有ります。
今日は斜面下に突然現れた霧に目を奪われました。
小さな雲が森の中に現れた様なものです。
突然自分の居る場所が雲の上になるなんて、不思議な感覚です。



掛木をフェリングレバーで倒そうとしますが、細くて軽いヒノキ材はしなってなかなか外れてくれません。
材としては使い易く丈夫なヒノキのしなやかさに、伐倒時には毎回悩まされます。


昼御飯には小屋の近くの榾木から取ったシイタケを焼いて食べました。
水分をたっぷり含んだシイタケはみずみずしくしっとり香りも高く、市販の物とは全く違う美味しさでした。




コロナ騒ぎでお疲れの方は森においで下さい。
心安らぐ場所と空間がお待ちしています。
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間伐 (2月29日)

2020年03月03日 | 間伐
美濃の森造り隊の活動として林道上流で間伐を行いました。
ここは昨年から間伐をしていて、今回の作業で道沿いの間伐はほぼ完了です。
次回からは急斜面上部での作業に移ります。




午後からの作業でチェンソー1台のハンドル部分を伐木先端の下敷きにして破損してしまいました。
小さな不注意の積み重ねでこんな結果を招いてしまいました。
大いに落胆と反省をしています。
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学童

2020年03月03日 | 森林
三郷学童の子供達が遊びに来て、随分久しぶりに大勢の子供たちの声が森に響きました。
まだ少し肌寒い森の中で最初にしなくてはならないのが焚火です。
スギの葉の焚き付けと小枝と少し太めの枝の3種類の材料を集めて分類し、マッチと新聞紙で火を点けました。
子供達には最初に立ち上る濃い煙が新鮮だったようで、煙いと逃げまどいながら歓声を上げました。
普段の生活で焚火をする機会はあまりないでしょうから、ここでしっかり焚火技術を学んでほしいですね。


焚火から燠をU字港に移して餅を焼きました。


鹿肉も長い竹串に刺しあぶって食べました。

食事以外の時間は森のあちこちの遊具で遊びました。
特にモッコハンモックが皆のお気に入りでした。




子供達を迎えるに当たって一応木工が出来るように材料は準備しておきましたが、森で過ごすだけで結構忙しく、結局木工には手を付けられませんでした。
森では子供たちの発想とひらめきで自由な時間を元気いっぱいに過ごすのが良さそうです。

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