NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

間伐実習始まりました 実習生継続募集 (6月24日)

2018年06月29日 | 間伐
森造り実習生、間伐実習が始まりました。
しかしまだ定員に空きがあるので実習生を継続募集をしています。
ブログ左カラム上の「応募方法」をクリックすると応募方法詳細を表示します。

去年の実習地を背景に参加者が揃いました。


室内の座学の後今年の実習地で林分調査を行い、伐倒木のマーキングを行いました。


7月15日から本格的な間伐実習が始まります。
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集材3回目 (6月23日)

2018年06月27日 | 間伐
6月9日、6月21日の集材に続いて3回目の集材を川沿いの森で行いました。
集材はポータブルウインチとロープで直引きです。
出来るだけ高い位置に滑車を掛けロープを通し、引く材の先端を浮かし気味にすることが重要です。

これは6月21日の集材準備で立木に滑車を取り付けている所です。


幾つかの滑車を上手く使えば引っ張る方向をその都度変える事も出来、広範囲から材を集められます。
今回の集材で川に倒れ込んでいた材をほぼ片付け、川を利用するための林内デザインのイメージが固まって来ました。
次の作業のイメージがはっきりするに連れ、完成までの長い道のりも見えて来ました。
森での活動は気長にコツコツですね。再認識しています。




しかしこの日は昼前から雨。
小屋に戻って焚火をしながら昼食を取り解散しました。
梅雨明けが待ち遠しいですね。
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今年もやります間伐講習 まだ募集中、間に合います

2018年06月19日 | 間伐
今年も恵那市主催の間伐講習を実施します。
我々はこの講習の講師を務めます。
1年間に渡る長期の講習ですので、間伐技術や森造りの基礎がしっかり身に着きます。
講習の合間には我々の活動する森の入り口で昼食を取りながら気楽な座学もあります。
色々な森づくりを体験出来る機会です。
是非参加して下さい。

画像をクリックすると拡大PDFが開きます。
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ブランコ修理完了しました (6月13日)

2018年06月17日 | 遊び
子供達の酷使に耐えかねて捻じれてしまったブランコを付け替えました。
今度は木枠をほぞ組にし横木も増やし、強度を少し高めました。



足場も材を組み上げて高くし、乗り込み易くしました。


強度を高めるために途中に入れた横枠が寝転ぶと背中に当って問題がありましたが、何とか寛げます。
あと二つのブランコの付け替え時にはこの問題点を改善します。
梅雨に入ったのに天気は快晴。
乾いた夏の風が森を通り抜けて行きます。
ブランコに寝転んで揺れる新緑の向こうに青い空を眺めているうちに、いつしか眠ってしまいました。
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集材 (6月9日)

2018年06月13日 | 間伐
森の入り口上流の水辺に面した新しい間伐地で集材をする事にしました。
これまでの数回の間伐で林内には材が重なり足場がかなり悪くなっていて、片付けないとどうにも具合が悪くなっていました。
集材作業を始める前に土場を決めます。
残念な事に、ここにも不法投棄ゴミが沢山散らばっていました。
集材作業を始める前にこれを片付けなくてはなりません。

ゴミはペットボトル、缶、ブラウン管、タイヤ、と大小雑多です。
割れたガラス瓶や欠けた陶器も捨ててあり、怪我に気を付け丈夫な肥料袋に収容します。


集材はポータブルウインチを使いました。
滑車と立木を上手く使えば長いままの材も効率良く集材出来ます。


ウインチのプーリとロープの摩擦で引っ張ります。
重い材には摩擦力が負けるのでロープを人力で引く必要があり、この部分に改良する余地があります。


お昼は森に戻り焚火を囲んで寛ぎました。
街では外気温が30℃近くなるのに森では焚火が苦になりません。


午後から更に2人の隊員が加わり、引き続き集材作業を行いました。


林内がまた少し明るくなった気がします。
しかしあと2,3回は集材作業が必要です。
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滑り台出来上がりました (6月5日)

2018年06月06日 | 遊び
滑り台がやっと出来上がりました。
子供達が次に欲しい遊具の一つでしたが、なかなか手掛ける事が出来ずにいました。
傾斜地に傾斜のある滑り面を一定に保つ方法と板の接続部分の仕上がりに困難を感じていたためでした。
しかし作り始めてみると、いつもの大体というお気楽さで今回も何とか形にする事が出来ました。




結構滑ります。
一番下が途切れているので、着地の際に注意が必要です。

滑り台を作っている間にも気になった所を間伐したり工作材料を集めに森を歩き回っていました。
少し開けた森には密かに昨年秋に採取したアベマキのドングリから出た苗を移植しています。
これは鉢で数年育てた人からもらったクヌギの苗です。


人工林が間伐で自然にブナ科の落葉広葉樹の混交林へと変化する可能性はかなり低そうです。
その為にはこうして苗を植える必要があります。
これも順調に大きく育つ可能性は低いでしょうが、何もしなければ変化はありません。
今は杉やヒノキばかりの人工林で、いつかは背の高いクヌギやアベマキが落ち葉を落としドングリを拾う子供の姿が見られるでしょう。

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