月曜日から続いていた北国での寒気の大暴れのせいで、恵那でも山や街はすっかり冷えきってしまいました。
その間何度も流れ込んだ雪雲が雪を降らせたのですが、街中には殆ど雪景色を残しませんでした。
しかし、少し標高を上げ林道に一歩入った途端事情はまったく違って、今シーズン一番の雪が待っていました。

おまけに雪の下は凍りついていて、とうとう現場手前100mのちょっとした坂が登れず、氷を手斧で削ったりの努力も虚しく車2台は坂の下に乗り捨て、四輪駆動の車2台に荷物を載せ替えやっと現場にたどり着きました。

やっと火を熾し作業準備が出来たのが10時半。
せっかくここまで来たのだからと3人は雪の斜面を登り間伐作業に向いましたが、私は火の番を決め込んで焚火の側に居残りました。
時折強風で梢に積もった雪が吹雪のように落ちて来て首筋や顔を濡らすので、身体の向きを何度も変え焚火の炎で暖めている内に時間が過ぎて行きます。
森の中の時間は何をしていても、或いは何もしていなくても充足感があります。
そして、昼食の焚火の焼き芋は相変わらず美味でした。
もう直ぐ雪の季節も終わるでしょう。
こんなに気持ちのいい焚火の温もりが、その時になればきっとうっとおしく感じるのでしょう。
そんな時が来て欲しいような、来て欲しくないような。
季節の変わり目の少し物憂い気分です。
その間何度も流れ込んだ雪雲が雪を降らせたのですが、街中には殆ど雪景色を残しませんでした。
しかし、少し標高を上げ林道に一歩入った途端事情はまったく違って、今シーズン一番の雪が待っていました。

おまけに雪の下は凍りついていて、とうとう現場手前100mのちょっとした坂が登れず、氷を手斧で削ったりの努力も虚しく車2台は坂の下に乗り捨て、四輪駆動の車2台に荷物を載せ替えやっと現場にたどり着きました。

やっと火を熾し作業準備が出来たのが10時半。
せっかくここまで来たのだからと3人は雪の斜面を登り間伐作業に向いましたが、私は火の番を決め込んで焚火の側に居残りました。
時折強風で梢に積もった雪が吹雪のように落ちて来て首筋や顔を濡らすので、身体の向きを何度も変え焚火の炎で暖めている内に時間が過ぎて行きます。
森の中の時間は何をしていても、或いは何もしていなくても充足感があります。
そして、昼食の焚火の焼き芋は相変わらず美味でした。
もう直ぐ雪の季節も終わるでしょう。
こんなに気持ちのいい焚火の温もりが、その時になればきっとうっとおしく感じるのでしょう。
そんな時が来て欲しいような、来て欲しくないような。
季節の変わり目の少し物憂い気分です。