NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

酷暑の夏と森 (7月28日)

2018年07月30日 | 間伐
川沿いの森の川向うは急な斜面があって、そこをよじ登ると少し平らな広がりがありました。
そこには高さ5m位のヒノキ林とシデの混交林が広がっていて、手入れをすれば数年後には気持ちに良い森に変わりそうな雰囲気です。
そこで、何年かの清々しい森を創る為に思い切ってヒノキを全て切り倒す事にしました。


ヒノキには少し蔓も絡まっていて、案外手こずりました。


森が少しずつ開けて来ます。


全体が見えて来ました。もう少しです。


酷暑の夏が続きます。
しかし、森には日陰と時折涼く甘い香りの風が通ります。
風でどんなに暑くても生き返り救われます。
日本中で、世界中でまだまだ暑さが続く様です。
皆さんご自愛を。
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笠置クライミングエリアで森造り (7月14日)

2018年07月20日 | 間伐
笠置クライミングエリアの森で森造りを始めました。
場所は里エリア売店の裏側斜面です。


ここでクライマーが快適に過ごす空間を作ります。
長年人の手が入っていない人工林は日当りの良い林縁が蔓等に支配されています。


先ずこれを何とかしないと森の中へさえ入れません。
間伐の前に蔓切から始めます。
梅雨が明け猛暑の毎日が続いていてこの日も例外ではありませんでした。
おまけに南側斜面で元気一杯の太陽の光が降り注いでいます。
土曜日なのにクライマーもほとんどやって来ていません。
かえって作業にはいい日和です。

緑に圧倒されながら作業を進めます。


やっとヒノキまでたどり着けました。
二股の一つを倒します。


一日かかってほんの少し風通しを良くしました。
森が生き返るまでにはまだまだ汗をかかなくなりそうにありません。
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