NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

甚平坂南ヒノキ林間伐 (2024年6月15日)

2024年06月18日 | 間伐
晴天が続き蒸し暑くなって来て、野外での活動に十分な注意を払う季節になって来ました。
今回も甚平坂南のヒノキ林で間伐作業です。


この人工林では一応全体をざっと間伐しましたので、今回は再び東側の自然林との境界を間伐する事にしました。
人工林の東側、特に林縁では枝が外側に張り出し、そのまま間伐してしまうと境界の外に倒れてしまいます。
そこで、人工林内側に倒そうとすると無理に牽引しなくてはなりません。
ワンタッチラダーで木に登り、プラロックのロープを出来るだけ高い位置に掛け、牽引効果を高めます。


牽引しても倒れなければ、ツルを切りフェリングレバーで回します。
それでもなかなか倒れてくれません。


間伐時のほぼフル装備です。
ヘルメット、保護メガネ、皮手袋、チャップス、腰に鉈と鋸、底厚ブーツ、チェンソー、フェリングレバー
重量と風通しの悪さに耐えなくてはなりません。


このヒノキ林ではまだしばらく忍耐の作業が続きます。

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