NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

草いきれ (5月21日)

2016年05月29日 | 森林
5月とは思えない暑い日が続いています。
日当りの良い場所に植えた果物の苗木は、草に覆われ草いきれで窒息しそうになっていました。
周りの草を急いで刈り取りひとまず一息。
これからは頻繁に草刈りが必要です。

今日の作業はツリーハウスの床を仕上げです。
不定形の床張りは、直線の板をうまく組み合わせる必要があります。
つなぎ目の切り方に悩みました。


午前中かかって全面ほぼ隙間無く板を敷き詰め、ずれないようにねじ止めしました。


完成したつなぎ目が面白い線を描いています。


午後近くの古道具屋に歩いて出かけ、色々品定めしました。
隊員が吟味してノミ1本を300円で購入しました。

再度森へ戻り、木登り用スリングを枝を張り出したヒノキに取り付けました。


体が軽い子供なら、多分隊員がまたがっている枝まで簡単に登れるでしょう。
森ではその他ツリーテラス、夏に涼めるビオトープ上に吊り下げたハンモックも制作中です。


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山菜パーティ (5月7日)

2016年05月10日 | 森林
恒例となった山菜パーティを森で開きました。
森の恵みの一つである山菜を美味しく頂いて森と人との命の繋がりを考えてもらおうという試みです。
と言う名目で、初夏の気持ちの良い新緑の森でのんびり過ごしました。
集まったのは隊員とその家族友人、そして今年初めから活動に参加してくれているお母さん方と子供達、大人16人、子供8人、今までで一番の賑わいとなりました。
食材は皆で持ち寄った豆腐田楽、地元の方に頂いたイノシシ肉、五平餅、カレー、麹味噌汁、その他です。
ひたすら皆で食べ続けても終わらない程十分な量が集まりました。

食事の準備。
朝はまだ雨上がりの湿った空気で包まれていました。
 

タケノコの味噌、サンショウ焼き。
サンショウは森にいくらでもあります。
 

イノシシの足を1本もらい、出刃包丁でスライスし味噌に浸けました。
薄く切れず、暑さが1cm以上のステーキです。
しっかり火を通さなければ。
 

食事が一通り終わって落ち着いた後、今回の集りのために間に合わせたクライミングウオールを試しました。
子供達はすいすい簡単に上って行きました。
ホールドで登れなかったら板を使って上ってもOKです。
 

雨が上がってから午後には気温も上がり、手直しを何度もして水量を増した池と水路で子供たちは水遊びに夢中。
川をさかのぼってちょっとした探検気分も味わいました。
 

池の周りの石積みに小さな靴が乗っていました。
靴を履いていたことを忘れてしまった子供がいるようです。
 

皆で乗るブランコはやっぱり楽しい。


森が少し暗くなり、そろそろ帰る時間が近づいてきました。
今日一日大人も子供も時間を忘れて楽しむことが出来ました。
夏には流しそうめんでまた集まりましょう。
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