NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

ゆきやこんこん あられやこんこん (1月23日)

2016年01月26日 | 遊び
今年新たな試みとして、親子で森造り(森遊び)体験を計画しました。
森造り(森遊び)目的は、森林の不思議や素晴らしさを体験しながら学び、その中で色々な技術や知恵を身に着けて行く事です。
今日はその第1回目の集まりで、7組の親子が集まりにぎやかな一日になりました。

ところが運悪くこの日大寒波が南下して来ました。
しかし、子供達は元気でした。




森の中は寒さが厳しく、昼頃からは雪が降り始めましたが子供達はまったく気にしていません。
ブランコで風を切ってもその風の冷たさを楽しんでいます。
もっと大きな揺れを求めたり、揺れに合わせて飛び乗ったりといつまでも飽きません。

櫓に上って雪を投げたり。


切り捨ててあった竹を振り回して遊んだり。


川で氷を拾って来たり。


バケツの中の氷でテーブルを作ったり。


子供は色々な遊びを作り出しました。

雪の中に座らされた赤ちゃんも平気です。


でもやっぱり手が冷たくなってしまいました。


今日も昨年の夏休み子供イベントで感じた子供達のたくましさと柔軟性を改めて実感しました。

焚火で温めたトン汁(お母さんの一人が作って来てくれました)と定番の焼き芋の昼食後、雪が降り積もる前に今回は早めに解散しました。
次回から森遊び年間計画に沿って月1回程度の活動をして行く予定です。
費用は無料、途中からの参加も不参加も自由です。
興味のある方は連絡して下さい。
詳細日程等をお知らせします。

今年一年の森遊び年間計画はこちらです。
ブログ左サイドバーにもリンクがあります。


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初雪、大雪 (1月20日)

2016年01月21日 | 森林
初雪がちょっぴり大雪になりました。
森の入り口の様子です。


右手の林道に轍や足跡はありませんでした。

ツリーハウスもこの通り。


小屋の前の薪もブランコも寒そうです。


焚火が無いといられません。


遠くない春に向けて今、日本蜜蜂の巣箱(左手奥)を作っています。

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間伐始め (1月8日、10日)

2016年01月11日 | 間伐
2016年の活動スタートは間伐始めでした。
1月8日、うらやましいほど長い冬休み中の隊員と二人で小屋の敷地を貸していただいている山主さんの家の前の杉林を間伐しました。
樹高25m程のかなり成長の良い40年生林です。


杉林ですから、今までの経験上比較的楽な、つまり掛木にならずに作業出来る場所と思って高をくくっていました。
ところが予想外に素直に倒れてくれません。


樹長が長くてしなり易く支点間の重心が下がってしまい、フェリングレバーで回すのもいつもより大変です。


写真真ん中の木が右隣の気に掛かっています。
これがなかなか外れません。


息を切らしながらの作業を1日淡々とこなしました。
足も腕も痙攣寸前まで疲れ切りましたが、気分はすっきりです。
取り掛かる前はさっさと済ませるかぐらいの軽い気持ちと義務感で始めましたたが、作業を終えて改めて気付きました。
動く前に予想した内容と実際体験する内容は、後者の方がずっと豊かで新しい発見の喜びがあるということです。
間伐作業に対する慣れによる思い込みが知らず知らず染み込んでいたようです。
何事もやってみなければわかりませんね。
楽しさと安全に対する戒めを再認識しました。
良い新年の始まりでした。

そして10日、定例の隊の活動日です。
今回は小屋隣斜面のヒノキ林で間伐作業です。


ここでの作業は久しぶりでした。
やはり急斜面での移動や作業は、脚力、バランス感覚を相当必要とします。
山登りのトレーニングには最適です。


作業が久しぶりの隊員には先輩が改めて指導しました。


今回の作業現場の法面もまだまだ間伐の必要が有る事を再発見しました。
春先にかけてここでの作業を少し集中的に行う事にします。

間伐作業は我々の活動の原点だった事を確認した二日間でした。
今年も安全に楽しく活動します。

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