NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

木登り、櫓、森の入り口ワンダーランド計画 (6月13日)

2015年06月18日 | 遊び
森の入り口ワンダーランド計画(今タイトルを思いつきました)の一つの櫓作りは人が集まる午後からにして、午前中は来れた2人で木登りの練習をしました。
小屋の前の空き地を挟んだ北側にクリやホウノキやサクラの森があって、丁度良い具合に枝を広げて木登り心をくすぐるのです。
道具はロープ、ハーネス、ヒッチハイカー、ハンドアッセンダー、フットアッセンダー、その他です。
ロープはスローラインと8オンスのスローウエイトで枝に掛けますが、狙った枝にスローウエイトを投げ上げるのはなかなか難しい技です。


最初は無意識に腕を使って登ろうとして直ぐに疲れてしまいます。
ヒッチハイカーに体重を預けながら足で登ると楽なのですが、なかなか簡単には行きません。


何度か上り下りを練習してやっとホウノキの枝で一休みして景色を眺める余裕が出来ました。
高さは12,3メートル位でしょうか。
木の上での時間は不思議な体験です。
足元のおぼつかなさを覚えながら風で揺れる枝に抱きついていると、空に浮かんでいるような気分になります。
木の葉に紛れて鳥が近くを飛べば、自分が森の一員になった気になります。
それに、木登りは巣箱掛けやツリーハウス製作のこれからの計画には欠かせない技術になります。
皆さんも是非一度お試しを。

午後からはメンバーも集まり、櫓作りにかかりました。
土台となる丸太の高さをそろえるために、水を満たしたバケツとチューブで水平を計りました。


皮むきとホゾ穴用の墨付け、ステージ用材の製材も進みました。


夏までに間に合わせようと、作業は進みます。
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物見やぐら (5月30日)

2015年06月05日 | 遊び
この日集まった隊員と相談し、物見櫓作りが決定しました。
場所は第1ピラミッドと第2ピラミッドの中間地点、林道脇です。
材料となるスギの間伐材もおおむね近くにあり、比較的平坦な地形です。
ここに作れば森の入り口エリア全体を見晴らすことが出来るはずです。
出来上がりを想像しただけでワクワクします。

先ずは桁材の加工から始めました。


ホゾ加工用の墨付けは慎重に。


この日、日差しの勢いを感じる澄んだ青空でした。
日向と日陰の熱の差がはっきりと感じられました。
これから夏に向かってこんな日が増えて行きます。


今日は小さなお客さんも迎えました。
森の小道でリスが食べ残したクルミの殻を集めて竹の器に載せました。


これからも森の不思議な宝物を沢山見つけてね。
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