NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

立春間近(1月27日)

2008年01月28日 | 間伐
恵那では街中でも最低気温が-7℃を記録しています。
今が寒さのピークでしょう。
ですから山に入って一番最初にする仕事が焚火です。
どんなに寒くても焚火の火はしっかりと身体を温めてくれます。

今日はまだ手付かずの部分を間伐しました。
林内が凍っているために足元が滑りやすく安定した姿勢を保つのに苦労しました。
今日の作業で予定していた森林の全体に一通りの間伐作業が行き渡りました。
しかしまだ予定した数の間伐は出来ていません。
もう一通り全体に間伐を実施する必要があります。

作業を終えて尾根筋をぐるっと歩いて全体を見回すと、林内が随分気持ちの良い環境になって来た事を実感します。
しかしまだもう少し間伐する必要があります。

夜明けが早くなり日差しに力強さが戻って来ました。
もう直ぐ立春です。
春がやって来ます。

東濃牧場から見た恵那山と中央アルプスです。
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薪割(1月14日)

2008年01月15日 | 間伐
寒さが厳しく林内には霜柱が立ち、足元でさくさくと崩れていきます。
尾根近くを間伐しました。

午後からは薪置き場造りと薪割です。


薪割は結構難しくて楽しい作業ですので、つい熱中してしまいます。
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森のエビフリャー(1月6日)

2008年01月07日 | 間伐
さてこれは何でしょうか。
長さは8cm位です。

冬の根ノ上湖周辺の雑木林で良く見かけるそうです。
これはある人からもらったので私は実際には雑木林で見ていません。
しかし形といい色といい本当にエビフライに似ています。
食品のサンプル模型に紛れ込ませても見分けが付かないかもしれません。

もう一度違った写真をアップします。

正解はリスが齧った松ぼっくりです。
種ははきれいに食べつくしています。
きっと一生懸命齧った事でしょう。

人工林の森では鳥以外になかなか生き物の気配を感じる事がありません。
もっと沢山の生き物の気配を森で感じてみたいものです。
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明けましておめでとうございます

2008年01月03日 | 間伐
2008年1月1日
鍋山にお参りに行ってきました。
薄っすら雪化粧で迎えてくれました。


あまりに寒いので焚火で暖を取ることにしました。
 
写真は炎が安定した状態を撮影していますが、実はここまで火を落ち着かせるのに苦労しています。
スギやヒノキの葉を積み上げて火をつけるとほんの少し火勢が上がり直ぐに消えてしまいます。
薪が湿っているので出来るだけ乾いた小枝を大量に用意してその小枝に確実に火をつけるのがコツでした。
それを理解するまで3回火をつけるのに失敗しています。

焚火を楽しんだ後に今度は火の跡始末です。
たっぷり出来上がった熾きがなかなか消えません。
とうとう日が暮れてしまいました。


火を思い通りにコントロールするのは簡単ではありませんでした。


1月2日の鍋山の様子です。
昨日とはうって変わって快晴です。

正面雪景色の林が我々が今取り組んでいる間伐現場です。
そして林の真ん中に丸く口を開けている部分の様子です。

やっと少し林内が明るくなってきています。
今年も引き続きこの林で間伐作業が続きます。
それでは皆さん、今年もここで安全で楽しく時間を過ごしましょう。
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