NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

林道脇間伐 (9月22日)

2018年09月29日 | 間伐
森の入り口から川沿いの森までの林道沿いで間伐しました。


道路側に切り倒した材は素早く玉切りして片付けなければなりません。




プラロックでの牽引も道路を塞ぐ時間を最短にするため作業を急がなくてはなりません。


何本かは川側に倒しました。
これは気楽です


思ったより気ぜわしい作業となりました。
しかしこれでまた少し森の風通しと見通しが良くなり、結果に満足です。
間伐作業は作業後に光の具合や空間の広がりがはっきり表れるのが快感です。

昼休みに森造隊メンバーが妹さん夫婦と遊びに来ました。


遊具で遊ぶだけではなく森の中を案内しカラスザンショウやクロモジの香りをかいでもらい、間伐作業も見学してもらいました。
大阪からの客人には初めて目にする森の様子や作業の様子がかなり珍しかったようです。
多くの人に森の魅力を伝える活動は、根気良く続けなくてはならないと自分に言い聞かせました。
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リスとクルミ (9月19日)

2018年09月19日 | 森林
強風と大雨を伴った台風が西日本と近畿を襲い、地震が北海道を震わせ今年の夏が終わりました。
日中の日差しにはまだ力があるものの、日が落ちると同時に空気の冷たさを感じるようになりました。
半月前まで日本中が熱中症への警告に溢れかえって大騒ぎしていたのが遠い過去の事のようです。

森も秋の気配が濃くなっています。
先日ツリーテラスの下の泉に作りかけの木のスプーンを洗いに行くと、目の前の泉に何か固いものが落ちて音を立てました。
思わず見上げると、リスが慌てた様子で木の枝を渡って行きました。

泉に落下した物は割れたクルミの半分でした。


泉の真上はこんな具合です。


木の上でクルミを割って食べようとしたところに私が姿を現し慌てたリスが木の実を落としてしまったというところでしょうか。
リスの姿を目撃したのは久しぶりです。
冬に向け大急ぎでクルミをたくさん食べようとしているうちに油断してしまったのでしょうか。

くるみの木の根元にある蜜蜂の巣が大きくなってハチがはみ出しています。
冬になったら巣に入り切れるのでしょうか。


冬に向け森の生き物は大忙しです。
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