NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

ビオトープやクライミングウオール (2月13日)

2016年02月15日 | 遊び
今年は色々な人達が森へやって来ます。
特に小さな子供達が増えました。
小さな子供達を見ていると、何となくその姿に森の動物達の姿が重なります。
カモシカ、リス、ムササビ、イノシシ、ウサギ、シジュウカラ、アカゲラ。
そんな動物達が森の奥や木の上からこの子供たちの姿を見ているのではという思いにもかられます。
我々美濃の森造隊は、過密な人工林を何とかしたいという思いで間伐活動を始めました。
その後経験を重ね森を取り巻く状況に関する知識も増え、活動の幅を広げつつ現在に至っています。
そして今は「森造り」というコンセプトを固めつつあります。
それは、森に積極的に関わることで森の生き物にも人にも快適な環境を作る事。
森への働きかけは知恵と工夫と人力で行い、決して性急乱暴には行わないこと。
常に森を始めとして自然を学び、森の時間スケールと人間の時間スケールを意識すること。
そして、自然への畏敬の念を忘れ無い事などです。
その具体的な成果が今年はっきりするのではないかと期待しています。
そして色々な人達との出会いから、自分たちだけでは思いつかないアイデアももらっています。
その最近の成果がクライミングウオールとビオトープです。
クライミングウオールはツリーハウスに取り付けようと思います。
ビオトープは小屋と川の間にある窪地に作ろうと思います。
今年はかなり忙しくなりそうです。

2月11日
二家族が名古屋からやって来ました。
やはり子供達に人気なのはブランコかな。
森の中は雪も消え、光の届く範囲が変わり、差す光が力強くなって来ました。


ブランコはこんな揺れ方をします。
落っこちないよう気を付けて。



2月13日
名古屋方面から3人の保育士さんと近所の家族が集まりました。


我々も皆が来る前に小屋の傾きを修正する斜交いを取り付けました。
次回27日の活動日には、三郷の古民家の周囲の竹とヒノキを伐採します。
コメント
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