NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

やっと活動 (10月9日)

2021年10月16日 | 間伐
9月の活動日は雨で中止となり、10月になってやっと活動が出来ました。
野外活動は天気で左右されるのは常としても、なんだか近年夏の雨が多く、沢山の野外活動が中止となっているように感じます。
さて今回の活動は、林道脇のヒノキを間伐する事にしました。
森の入り口の南側に立ち、日差しを遮っているのが以前から気になっていたのと、ヒノキの板を取りたかった為です。
ロープで引っ張り川の反対側の林道へ倒します。


倒した材は玉切りし。


板に引きました。
板はカンナ掛けし、まな板やお盆や箱を作る予定です。


林道は8月13日の大雨で路肩が1か所大きく崩れ、現在通行止めです。
復旧にはかなり大きな土留め工事が必要になりそうで、予算上の優先度を考えると復旧は遅くなるでしょう。
このままは廃道になる可能性も有ります。
毎年全国で林道や登山道が大雨で被害を受け、通行出来なくなっています。
復旧が追い付かず、荒れ始めた道は崩れ続けています。
kのままでは山登りや里山散歩さえ出来なくなり、山が人から遠くなって行きます。
温暖化の影響は、確実に山国の日本を痛めつけています。
コメント
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