NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

小秀山散策 (11月5日)

2011年11月08日 | 遊び
6月に雨で中止した小秀山散策をやっと決行しました。
しかし今回も予定日の天気予報は日を追う毎に悪くなり、とうとう前日の予報では午後から雨の予報が出てしまいました。
計画はなかなか理想通りの展開にはなってくれません。
8時に加子母乙女渓谷駐車場に5人が集合し、空を見上げて降り出しが遅れてくれるよう祈り早速出発しました。
駐車場には既に東京ナンバー等の車が5台駐車していました。
ここは遠くからの来客が多いようです。


二ノ谷登山道は渓谷沿いに木道がよく整備されていて、夫婦滝までなら快適な散歩道です。


和合の滝と命名されていました。
程よい高さの滝と程よい滝壺で、夏の暑い盛りなら水浴びが気持ち良さそです。


夫婦滝です。
写真では大きさが判りませんが、落差80m程、なかなかの迫力です。
ここから急登になり、まず一気にこの滝の左側を登りしばらく岩場、痩せ尾根が続きます。


山頂が近づくに連れ、南側の尾根を雲が乗り越えて来て時々霧が目の前を流れるようになりました。
全てが雲に巻かれてしまう前に北側の山並みをカメラに収めました。


そしてやっと兜岩に到着しました。
ここまで3時間半、小秀山はここから尾根伝いに後1時間かかります。
雲の勢いを考えると雨は確実に近づいています。
今日の行程はここまでとするのが良さそうです。

岩の上で待っていると一瞬霧が晴れました。

出発時に見上げた周辺の山々が全て眼下に見えています。
随分高い所まで上ってきました。
風を避け、岩陰で食事をし13時に下山を開始。
岐路は途中で三の谷に入り、ジグザグの緩い勾配を下って行きます。


ナナカマドが赤い実だけを残していました。


更に下って人工林に入ると、ギャップにシロモジの小群落の黄葉が鮮やかでした。


林道に出た頃には雨脚が強くなり、最後の工程は雨の林道歩きとなりましたが、安堵感や満足感もありおしゃべりをしながらの楽しいひと時でした。

乙女渓谷は急勾配で集水域も狭いのに澄んだ水の豊富な不思議な谷でした。
樹木も変化に富んでいて、印象に残る山歩きが楽しめました。
次はどこの山を散策しましょうか。

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