NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

川縁の森と生き物の気配 (5月19日)

2018年05月23日 | 間伐
川沿いのスギ林を間伐しています。
不定期に少しずつ間伐作業は進み、樹間が広がって来ました。
樹木の間隔が広がり森に光が入るようになると、辺り全体の景色が変わって来ます。
障害物が少なくなり遠くまで見通せ、今まで見えなかった水辺や岩や広葉樹の姿や色が眼に入るようになります。
その変化は、まるで森全体が生き物のように目を覚まし起き上がる様です。
森に降り注ぐ光は、変化を鮮明に演出します。


二股になったスギの片方を間伐しました。


間伐材は必要に応じて玉切ります。


作業が進むにつれ間伐材が足元を塞ぐようになり始めました。
搬出して利用出来ればいいのですが、なかなかままなりません。
しかし、川沿いの林は皆が気楽に川に近付ける様夏までには間伐材を搬出するつもりです。

森の入り口に放置してあった材に苔が生え、新しいスギの苗が育っています。
リスの食べたクルミの殻もあります。
ここでリスがクルミを抱えかじったのでしょう。
目を凝らすと森には見えない生き物の気配が一杯有ります。

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