NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

暑い!! 野志間伐 (7月29日)

2012年08月01日 | 間伐
夜になっても気温が下がらないのとオリンピックの熱戦のせいで、寝不足気味の体にはかなり疲れが溜まっています。
こんな時に熱中症対策をおろそかにすると命にかかわりそうです。
今日も朝から日差しが照りつけ、空からの熱射と暖められた地面からの照り返しで気温は急上昇しています。
こんな日の間伐などというきつい肉体労働は、体験したことがない人からは酔狂としか思えないでしょう。
でも止められないのです。
どんな時にも森での作業は楽しいし、日陰に入れば暑さは何とかしのげるし、疲れたと思えば好きなだけ休めばいいのですから。
但し限界に来る前に休みに入るスイッチが鈍かったり故障したりしていると、危ないことになります。
ですから、夏場の作業時には互いに相手の様子に注意し、自分にがんばらない事と良く言い聞かせておきましょう。
そして早速のんびりスタートという訳ではなかったのですが、おしゃべりに夢中になって作業開始が10時になってしまいました。
時間が経ってしまっていたのに気づいて慌てて作業を開始しましたが、この現場は特に木が密集し下枝も伸び放題で空気が動かず、体を冷やしてくれる風がまったくありません。

1時間で警戒スイッチが入ってしまい、よれよれの体で急坂を這い登り、ヘルメットや防具を急いで脱ぎ捨て一息つきました。
火照った体はなかなか冷えず、ついつい休憩は長引き、そしてそのまま昼食時間に入ることにしました。
原発、文明、欲望、命等の取り留めのないおしゃべりと、暑い中でも時々吹く風に癒され酷暑の夏のお昼を過ごしました。
エアコンが無くても、日陰と風と静けささえあればいい気分で夏の午後が過ごせます。
2時間たっぷり休憩の後、再び午後の作業に森へと入りました。

そしてやはり1時間持たずに休憩。
現場に腰を下ろしておしゃべりをしているうちにまたまた時間を忘れ、そのまま2時半には本日の作業を終了としました。
森の中での気の置けないおしゃべりとゆったりとした時間、夏の日の気持ちの良い一日でした。

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