アバウト・タイム

父と息子の関係や家族愛を描いたイギリス映画。

リチャード・カーティス監督って、なんて上手いんだろう。
日常をハートウオーミングに描いて、国籍関係なく理解出来る部分が多い。
ただ、生活全般にゆとりを感じる。

主人公がタイムトラベル出来るって話。
何度もやり直しの人生を垣間見て、普通に生活する事の大切さに気付く。
最後、子供に戻って父親と海岸を散歩するシーンが印象的。
こういう何でもない日々の積み重ねが人生。

レジャーで出掛ける思い出より、日常生活で子供に良い記憶を残してやれる親でありたい。
つまらない毎日と言わず、ちゃんと心の目を見開いて生きていこうと思わせる。