ミントのメモ帳

メモしておかなくちゃ忘れるばかり。日々の事をちょこっと書きます。

サムライマラソン

2019年02月24日 | 本と映画
時代物なのに、監督さんは外国人バーナード・ローズ。
音楽はフィリップ・グラス
衣装がワダエミ
こんなアカデミー賞受賞したスタッフが集結して撮った映画だもの
そりゃ面白い。

時は幕末、ペリーが浦賀にやってきた時代。
安政遠足(あんせいとおあし)という。
史実に基づくと今の群馬県の長谷川博己演ずる安中藩主、板倉勝明が藩士を鍛えるためにしたこと。
城内から碓氷峠の熊野権現までの十五里(約58km)の中山道を競走させて記録したという。
これが初のマラソンだったらしい。
勝てばどんな願いも叶うという。
姫を娶りたい辻村平九郎役の森山未來は、NHK「いだてん」でもここでも走ってる。

しかし、行きはマラソンだったが、帰りは戦さになってしまう。
江戸幕府の陰謀で、藩士不在のうちに刺客を差し向けたのだ。
この陰謀に気づいたのは佐藤健演ずる唐沢甚内、藩に潜入している忍びだ。
だが彼は潜入生活で妻と子がいた。
忠義か愛か、揺れ動く。

同じく藩に潜入している勘定方の植木義邦と、意見のくい違いから戦いになる。
この場面は、るろうに剣心を思い出す。

やはり、演出が今までのようではなく外国人だなぁと思う場面も確かにあった。
が、ふざけたところなどなく役者の個性が生かされていると思った。
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