「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

伊平屋島へ②

2008年05月08日 | 沖縄の旅案内
伊平屋島二日目は、朝から島を自転車でサイクリング。青い海越しに見る伊是名島、沖縄本島が旅情をそそる。

水田が広がる田名の集落では、青々とした稲の香りが気持ちいい。立派な枝振りの念頭松や、天岩戸伝説が残るクマヤ洞窟では、定番の記念撮影。岩場のクマヤ海岸でシュノーケルしたら、色とりどりの魚がすぐ近くに見えた。

島の最北端、久場山から与論島を見たあと、西海岸を南下。途中、一箇所でヤギが大量に放牧(?)されていたが、右手はどこまで行っても、蒼く美しい海にリーフが広がる。まさに手付かずの大自然。

折からの暑い日ざしもあり、伊平屋をほぼ一周した米崎海岸で海に飛び込む。砂地でもかなりいろいろな魚と遭遇できる。泳ぎ飽きたらいよいよ、野甫大橋を渡って野甫島へ。のどかな雰囲気の野甫商店、こじんまりとした集落を抜けて、畑の中を風を感じながら走り抜ける。

結局、伊平屋島+野甫島の一周48Kmくらいを泳いだり観光したりしながら9時間で一周。その後、ホテルにしえのボリューム満点のご飯をたらふく頂き、乾杯。

伊平屋島へ ①

2008年05月08日 | 沖縄の旅案内
本島周辺で未踏の島のひとつ、沖縄県最北端の有人離島である伊平屋島に向かう。

運天港は、島と同様に、伊是名行きの船と伊平屋行きの船の埠頭が並んでいる。前はターミナルの建物も別々だったようだが、昨日から一つに統合され、ピカピカの新品のビルになっている。青い海と青い空に挟まれて、白い船は一路北へ。80分の船旅で伊平屋に到着。

着いたら、まずは島で唯一の泡盛工場、伊平屋酒造所へ。ここは家族で細々と酒造りをしているが、数年前に県の鑑定会で表彰されて以来、古酒「たつ波」が大人気になったようで、今では生産と貯蔵が追いつかず、手に入らない幻の酒となっているらしい。おじさんは、夕方遅くに行ったにもかかわらず、丁寧にいろいろと説明してくれた。非売品のラベルが貼られた2号瓶をもらい大満足。