火山が作った島、神津島では、到る所に火山の溶岩が固まった流紋岩の独特の文様が見られます。
まず、海岸沿いに遊歩道が続く赤崎の先端では、鬼の洗濯板のような刻みが入った岩が見られます。
その帰り道には、山肌の岩が踊っているように見える通称「おどり岩」もあります。
さらに港のほうに戻ってくると、海岸沿いに「うずまき岩」もあります。まさに自然が作り出す幾何学文様です。
また、神津島の西側に続く海岸線を自転車で30分ほど北上し、北端に近づくころ、赤崎海岸遊歩道がある。
海岸沿いにごつごつした火山岩が張り出しているところに、全長500mほどの遊歩道が続き、岩が海に落ち込むのを見ることができる。ここでは、岩伝いに海に降りる遊歩道や、飛び込み台も用意されており、飛び込んだりシュノーケルしたりする人たちで賑わう。
港からこの赤崎まで観光客を結ぶ、一時間に一本のバスはすし詰め状態だった。まさか神津島でラッシュを目撃するとは思わなかった。
神津島では、近年まで、山から石を切り出してはトロッコ列車に乗せ、船に乗せて 東京などへ運んでいたようです。今では、海に向かて朽ち果てたトロッコ列車の石橋が残っています。バランスの良い人は平均台として歩けます。。。
港から、南へ急な坂道を自転車を押しながら登り、約10分。港近くの集落の全景が見られる。
そこからさらに山を登ること10分。崖の上からはるか下に集落を見下ろす位置に、韓国籍の殉教者オタア・ジュリアを悼む巨大な十字架が立つ、有馬展望台があります。ここまで登るとかなりの達成感!