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沖縄映画「ナミィと唄えば」を観た。
石垣島の85歳の浪オバアは、9歳で料亭に売られ、芸妓として仕込まれたサンシンをずーっと弾いてきた。毎朝起きると、先立った遊び人の旦那と神様に話しかけ、お参りするオバアは、いろんなものに感動したり感謝したりして元気に生きている。そして、その感動や感謝を、サンシンの演奏つきの歌と踊りで表現してしまう。
戦前の貧困期から戦中の南洋諸島の混乱期、戦後の台湾など、時代に流されるままに生きてきたオバアだが、どんなときも、感謝の気持ちと底抜けの明るさを忘れない。そんな生き方に刺激を受ける、ヒューマンドラマだった。
石垣島の85歳の浪オバアは、9歳で料亭に売られ、芸妓として仕込まれたサンシンをずーっと弾いてきた。毎朝起きると、先立った遊び人の旦那と神様に話しかけ、お参りするオバアは、いろんなものに感動したり感謝したりして元気に生きている。そして、その感動や感謝を、サンシンの演奏つきの歌と踊りで表現してしまう。
戦前の貧困期から戦中の南洋諸島の混乱期、戦後の台湾など、時代に流されるままに生きてきたオバアだが、どんなときも、感謝の気持ちと底抜けの明るさを忘れない。そんな生き方に刺激を受ける、ヒューマンドラマだった。