寒くなってきたので、外出先でのランチも、さぬきうどんから徐々にラーメンにシフト。今日も、外出帰りに飯田橋で途中下車し、前から気になっていたお店へ。
東京大神宮に連なる静かな裏通りにひっそりとたたずむ「びぜん亭」。看板がないと、ラーメン屋だとわからないレトロな外観。
学生街の定食屋のような古びたカウンターにはメニュー表もない。振り向くと、レトロな感じの札にシンプルにメニューが書いてある。基本の支那そば(600円)を注文。すると、お冷と一緒に、先漬けとして、お猪口に入った梅干し(小梅×2)が供される。
出てきたのは、これぞ懐かしの・・・という感じの東京風醤油ラーメン。具も、ホウレン草、のり、メンマ、チャーシューという定番です。甘みも感じるやさしいスープ。チャーシューにも味が染みてました。
食べている途中、2階から降りてきたお客さんが、「このお店外見だと何かよく分からないね」と話しかけると、渋く作務衣を着たマスターも、「大正ロマンだからね。またよろしく!」という感じ。こじんまりとしたお店なので、マスター夫妻との掛け合いも楽しめます。私も、「お、マイ箸ですね!」と声をかけていただきました。
ゆっくり一杯飲みながら・・・という気にもなれそうな、昭和30年代風の雰囲気を楽しめる、支那そばやでした♪