「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

丸岡城をめぐる旅

2013年09月25日 | 福井のミミより情報

福井県の北部、あわら温泉と永平寺の真ん中あたりにある丸岡城は、現存する日本最古の天守閣があるということで有名です。

国の重要文化財に指定されている丸岡城は1576年に、柴田勝家のおい、勝豊が築城したものですが、1923年の福井地震の時に一度倒壊して、元の部材を使って元の建築様式で建てなおされています。そのため、現存天守閣が完成したのは1617年ですが、その二階部分までは1537年に完成したと言われる国宝・犬山城と、「最古の天守閣」論争があるようです。

今の丸岡城は、堀も埋められて住宅街の中に静かに鎮座しているため、松本城や姫路城に比べると、遠目にはよく目を凝らしてみないと分からないほどこじんまりとしたお城ですが、歴史の風情に溢れています。また、春の桜の時期には、「日本の桜の名所100選」に選ばれており、城一帯が桜で囲まれ、見事です。

この城をもう一つ有名にしている故事が、「一筆啓上 お仙泣かすな 馬肥やせ」という、徳川家康の家臣本多作左衛門重次が、陣中から妻にあてた手紙です。お仙というのが、のちに初代丸岡藩主となったことから、丸岡城のわきにこの石碑が建てられています。

また、この故事をもとに、毎年、「日本一短い手紙」コンクールが行われ、全国から何万通もの応募があります。(サラリーマン川柳のような・・・)この優秀作品は、お城の周りにも掲示されていて、観光客の目を楽しませています。

丸岡城を訪れて、地元の美味しいものを味わうなら、こんなツアーもあります。

http://www.fuku-e.com/230_tour/index.php?id=30

 

 

 

 


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