「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

小樽 雪あかり

2007年02月13日 | エコ/グリーンツーリズム、地域づくり
さっぽろ雪祭りと合わせるように、
小樽では「雪あかり」というイベントがここ数年行われているらしい。

街路や有名な運河に、雪や氷でアートを作り、
その中にろうそくで火を灯して幻想的な雰囲気を作り出す。

寒い中にも、ろうそくの火と、ろうそくが醸し出す雪あかりで
ロマンチックにホンワリと温かくなる、そんなイベントといえよう。

小樽の商店街を歩くと、氷で作った円筒にろうそくを入れてあったり、
雪でハートマークや雪だるま、ミニかまくらを作ってろうそくを入れたりと、
道路端、遊歩道、運河の水辺と至るところに火がともっている。

これはなかなかいい雰囲気。
でも、夕暮れ時の小樽運河は、
ろうそくの火がゆらめ黄昏時の運河をカメラに収めようと、
新宿駅のような人だかりができていた・・・。

NGO的生き方

2007年02月07日 | Slow Life
2001年、JVC(日本国際ボランティアセンター)の連続講座に参加した。そのときのタイトルが「NGO的生き方」だったと記憶している。

海外留学から帰ったた直後、
会社だけの生活に終わらせたくない、
以前関わっていた国際協力NGOの仲間は魅力的な人が
多かったな、ということから受けてみたこの講座。

それをきっかけにいろいろな人に出会ったり、
食と農、環境問題などに興味を広げたり、
様々な活動につながってきた。

その時に講座を通して学んだ
「NGO的生き方」とは、
<組織に頼ったり、他人任せにするのではなく、
 自ら問題意識を持って主体的に行動し、
 同じような問題意識や感性を持つ人とつながって
 行動を広げていく>
ということだったと認識している。

果たして自分はそのような生き方をしてきただろうか。
半分は自信を持ってYesと言えるが、
あと半分は・・・。これからの自分の行動次第ですナ。

映画「不都合な真実」

2007年02月06日 | Slow Life
アル・ゴア元副大統領が環境問題を扱った映画不都合な真実を見た。
日曜の夜9時からの回なのに満席。

映画に描かれる環境問題の深刻さよりも私にとって印象的だったのは、
「人生を賭して」温暖化問題を訴えるゴア氏の姿勢だ。

息子が6歳のときに事故で生死の境をさまよって以来、
自分にとってかけがえの無いものを精一杯守ろうとしてきた。
そして、学生時代以来研究してきた温暖化問題が、
今では彼のライフワークであるという。

2000年のあの日、アメリカに留学していた私は、
TVに写る彼の敗北宣言を固唾を飲んで見守っていた。
実に堂々とした、潔い幕引きに、
多くの人が、「負けるには惜しい」と思ったに違いない。
特に、イラク政策や環境問題についてのアメリカの現状を見れば、
「あの時彼が勝っていればどうなっていたか」と思う向きも多いだろう。

2000年の大統領選に僅差で敗れた(少なくとも潔くそう認めた)彼のショックは、
想像に余りある。しかし、政治の舞台から身を引いた彼は、
やはり自分にやるべきことは、この問題を分かりやすく人々に伝え、
一人一人の意識と行動を変えていくことだと信じ、行動を続けている。

ここまで彼を動かしたものは、
社会に対する己のミッションを認識し、
志し強くそれを追求する情熱といえるだろう。

自分は、そこまで強くミッションを意識して生きることがでるだろうか。。。