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【週刊】企業理念 Vol.226 日本EVクラブさまから学ぶ
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経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。
★今週の質問★
【 我が社発展の抵抗は社長・社員の意識にないだろうか? 】
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先日、日本EVクラブ代表の舘内 端(たてうち ただし)氏
とお食事する機会をいただいた。
舘内氏は、
15年前の1994年に日本EVクラブを設立。
今、話題のEV(電気自動車)の専門家。
日本中を講演で飛び回ってるそうです。
舘内氏のご活躍フィールドは、こちらから
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%98%E5%86%85%E7%AB%AF
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お食事の途中で、
誰もが聞く質問だろうが、あえて聞いたみた。
私:「なぜ、EVクラブを設立したのですか?」
舘内氏:「さんざん車で遊んで環境によくないことしてきたから
その懺悔です」
舘内さんは、15年前から自動車は内燃機関から電動車に
移り変わる。それが環境にベスト、という強い信念を
持っていたことを感じました。
今回は、ご縁のあった
日本EVクラブさま から学ばせていただきます。
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━
「 隗より始めよ 」
日本EVクラブ代表・舘内端からのメッセージ
(出所 http://www.jevc.gr.jp/tateuchi/ 2009/08/23)
━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━
【学び】
○「隗より始めよ」とは。
http://www.d2.dion.ne.jp/~nob_o/kotowaza/k_kaiyorihajime.html
○自分のできるところからやっていこうというのが、
このクラブのベーシックな考え方
○言い出した人間が、まずは率先して行動していく。
○自分の手で自分の移動を支える。
○移動の責任を自分でとる。
【コメント】
移動の責任を自分でとる、
という考え方は刺激的でした。
確かに現在の移動体をほとんどが企業が提供している。
そこには、安全、製造責任など多くの規制、制約が生じる。
EVクラブのメンバーは、
すでに、個人の生活のための移動体(モビリティ)を個人責任で
作っている。
自分でEVを作り快適な移動手段を得ている。
将来の移動体が自作PC(パソコン)のようになる
未来を予見させらました。
【おまけ】
もう一つ質問したことがある。
私:「電気自動車普及のための問題をひとつ挙げるとしたら?」
舘内氏:「利用者の意識でしょうね。
ガソリン車に慣れたひとの意識が抵抗となるでしょう。
ただし、人類の技術革命の歴史を振り返れば分かるように
鉄道、飛行機、ガソリン車、どれも最初は利用者の抵抗が
ありましたよね」
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この会話を企業に水平展開すると、
「企業発展のための問題をひとつ挙げるとしたら?」
「社長・社員の意識でしょうね。
過去の成功、やり方に慣れた社長・社員の意識が抵抗となるでしょうね」
と言われているような気がした。
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┃ 我が社発展の抵抗は社長・社員の意識にないだろうか?
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