Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

「インポッシブル」

2013-05-01 23:40:46 | 映画
友人に誘われて試写会に行ってきました。
2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震による
津波の被害にあった家族の実話で、エンドロールに
家族5人の写真が出てきます。

公式サイト

その時に発生した大津波はインドネシアのみならず、映画の
舞台となったタイをはじめ、インドやスリランカ、マレーシア、
モルディブ、遠くはソマリアなどの東アフリカ等でも津波の被害
があり、23万人近くの死亡者や行方不明者を出した自然災害で
した。こんな大災害の中で家族5人が再会できたことは、奇跡に
近いことだったと思います。諦めないで家族を探す父親、混乱の中でも息子に助け合うことの
大切さを教える母親にも心を揺さぶられましたが、子供たちの逞しさが一番心に残りました。
長男役のトム・ホランド、次男役のサミュエル・ジョスリンが良かったです。

迫力ある津波シーンは生々しく、思わず目を閉じてしまったりもしました。
時々、東日本大震災での津波の映像が頭によぎって辛くもなりました。
日本は地震の多い国です。いつ何時、自分もそういう場面に遭遇するとも限りません。
大きな波は土砂と共にすごい勢いで突進してくる、その怖さ。そして津波の第2波、第3波で
流されてきた車や木々や建物の一部など、様々なものがぶつかる、ぶつかってくる恐ろしさ。
そういったものをまざまざと映像を通して、仮体験出来たことや津波が怖いものなんだと再認識
できて良かったと思います。そしてこの怖さを忘れちゃいけないんだとも思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする