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ローマ法王が選出されるコンクラーべでの様子と、新法王に選ばれた枢機卿の苦悩を描いた
作品。原題「Habemus Papam」はバルコニーから信者に向かって、新法王が決まったことを
伝える第一声のこと。枢機卿の「Habemus Papam」の言葉の後に短いスピーチをするはずの
新法王は何と逃げ出してしまうのです。
候補者としても名前が挙がってなかったのに、何故か突然法王に選ばれてしまって
この予期せぬ事態にパニックに陥るというのも分からなくもない。
世界中のカトリック信者の頂点に立つわけだから。
控えめなメルビルとしては重圧に押し潰されそう、だったらサッサとキッパリと断ろうよ。
結果を受け入れるかどうか聞かれた時には「Si」と答えちゃったんだから。
メイビルの優柔不断かつかなり我儘な言動で世界中の人々が振り回されている様子に
苛立ち、呆れ。。。一方で神に仕える身として、大役を任されたことを神の御心に従って
受け入れ、自分なりに精いっぱい尽くそうという思いにならないんだという驚き。
ラストシーンのメイビルのスピーチに「はあ~?」とかなり衝撃を受けました。
いろんな感情が複雑に絡み合ってモヤモヤしつつも、ある意味面白い映画だったなと。
だって映画のように「神様、どうか私が選ばれませんように」なんてことは少ないのでは?
虎視眈々と法王の座を狙っている野心家もいるでしょうし。
まあ駆け引きに長けてのし上がっていくタイプよりもメイビルのように迷いや脆さを抱えて
いるタイプの方が信者に寄り添い、親しみのある法王になるのかなとも思ったり。
「親愛なる日記」以来、かなり久しぶりにモレッティ監督の作品を見ました。
監督は、法王の悩み相談を受けるカウンセラー役で出演しています。
ローマ法王が選出されるコンクラーべでの様子と、新法王に選ばれた枢機卿の苦悩を描いた
作品。原題「Habemus Papam」はバルコニーから信者に向かって、新法王が決まったことを
伝える第一声のこと。枢機卿の「Habemus Papam」の言葉の後に短いスピーチをするはずの
新法王は何と逃げ出してしまうのです。
候補者としても名前が挙がってなかったのに、何故か突然法王に選ばれてしまって
この予期せぬ事態にパニックに陥るというのも分からなくもない。
世界中のカトリック信者の頂点に立つわけだから。
控えめなメルビルとしては重圧に押し潰されそう、だったらサッサとキッパリと断ろうよ。
結果を受け入れるかどうか聞かれた時には「Si」と答えちゃったんだから。
メイビルの優柔不断かつかなり我儘な言動で世界中の人々が振り回されている様子に
苛立ち、呆れ。。。一方で神に仕える身として、大役を任されたことを神の御心に従って
受け入れ、自分なりに精いっぱい尽くそうという思いにならないんだという驚き。
ラストシーンのメイビルのスピーチに「はあ~?」とかなり衝撃を受けました。
いろんな感情が複雑に絡み合ってモヤモヤしつつも、ある意味面白い映画だったなと。
だって映画のように「神様、どうか私が選ばれませんように」なんてことは少ないのでは?
虎視眈々と法王の座を狙っている野心家もいるでしょうし。
まあ駆け引きに長けてのし上がっていくタイプよりもメイビルのように迷いや脆さを抱えて
いるタイプの方が信者に寄り添い、親しみのある法王になるのかなとも思ったり。
「親愛なる日記」以来、かなり久しぶりにモレッティ監督の作品を見ました。
監督は、法王の悩み相談を受けるカウンセラー役で出演しています。