Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

オーストリア紀行:ヴァッハウ渓谷

2013-05-31 21:36:42 | 旅日記
メルクからクレムスまでの約30キロに
渡る一帯はヴァッハウ渓谷と呼ばれ
、両岸には古城や修道院が建ち、
風光明媚な場所だそうです。
遊覧船に乗ってデュルンシュタイン
まで、ドナウ川クルーズをしました。
ヴァッハウ渓谷はワインの名産地
だそうで、ブドウ畑も見えました。





水色の塔が印象的な
聖堂参事会修道院教会。
15世紀に建設されたバロック様式。

ちょうど今くらいの季節だと澄み渡っ
た青空の下、美しい景色を楽しめて
いいですよね。




ハウプト通り。季節外れだからか、閑散としています。

ドナウ川

古城ホテルのシュロスホテル

遠く丘の上に見えるのは、英国のリチャード1世が幽閉されて
いたケーリンガー砦跡です。
十字軍の遠征に参加し「リチャード獅子心王」と呼ばれるほど
に華々しい活躍をしたものの、帰路でレオポルド5世によって
囚われてしまいました。まあ人の軍旗を勝手に撤去して怒らせ
てしまった方も悪いんですけれどね。
ちなみにこの時に支払われた高額の身代金を使って、
ウィーンの街の壁を拡張した上、受け取った銀を基に
レオポルド5世は1194年貨幣鋳造を始めたそうです。
オーストリア造幣局の始まりですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする