緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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細く長くのボランティア?

2015年10月11日 | ボランティア
市の文化財収蔵館のボランティアですが、続けています。

8月9月は、保育園、幼稚園、小学生たちの藍染体験のお手伝いに何度か狩りだされました。

自分の機織りの練習の方は全然です。

やっと、この前、綿繰りと糸紡ぎのやり方を教えていただきました。

これが綿繰りの道具。

この道具に、種の付いたままの綿を巻き込むように入れて種を分離させます。
手で種を取るのは手間がかかり過ぎるし、きれいに取れないのです。

そうやって種を取った綿は、今度は打ってフワフワにするそうです。
そうして、フワフワにした綿で糸を紡ぐのです。

これが糸紡ぎ。(写っているのはわたしではありません。)


綿繰りは、簡単なのですが、糸紡ぎの方はその人に合わせたコツが必要で、1回や2回、習ってやっても、うまくいきません。糸が細くなったり、切れたり。
その時、その時、修正していくのですが、その方法も、何度もやらないと身に着かないように思います。
もっと頻繁に練習できればいいのですが、なかなかです。
家に持って帰って練習するわけにもいかないし・・・。

練習の後、綿作りの圃場で草取りをしながら『こんなんで良いのかしら』と、たぶん、私は鬱陶しい顔をしていたのでしょうね。最年配の方が、私の側に来られて「細く長くやからね、細く長く」とおっしゃいました。
細く長く続ければよいというアドバイスの言葉でした。

そうなんです。このボランティア、ゆるーい繋がりだと最初に聞いていたのです。来れる時に、来ればいい。自分の興味のあることをやれば良いと。

あまり深刻に考えずに続けることにします。