最近、ネットを見てて“食い尽くし系”なる言葉を知りました。
ネットスラングの一つみたいですね。
意味は、ある特徴を持った人々。
私が最初に知ったのは、読売新聞の有名な悩み相談サイト「発言小町」です。
ある女性の相談で、彼氏と別れたい、どう言って別れたらよいかというようなものでした。
その別れたい理由なのですが、その女性の彼氏は一緒に外食すると、超速で自分のものを平らげ、その後、その女性の食べ物を食べたがるからだそうです。
欲しいというのを断ると不機嫌になり、嫌味をいうのだそうで、彼との外食が楽しくなく、それで別れたくなったそうです。
回答は「私が食べているものまで取ろうとするから」とはっきり言えばよいというものや、別れるのに理由をいちいち言わなくても良いというのが多いです。
それはまあ、そうだと思います。
回答の中に一つ「その彼氏は食い尽くし系だ。ネットで検索すれば同じようなことをする人の例がたくさん出てくる」というのがありました。
で、興味を持って私も食い尽くし系ーもしくは食べ尽くし系ともいうそうですがー、について検索し、調べてみました。
正直、こんな人達っているの?って感じでした。
有名な例は東日本大震災で避難所にいたある男性の行動で、彼は配給されたおにぎりを妻子の分まで食べてしまったらしいのです。
食い尽くし系の人の特徴とは、まさに人の分まで食べる、食べようとするということなのです。
別のある男性は奥さんが作った赤ちゃんの為の離乳食(リンゴのすりおろし)まで、「デザートだと思った」と言って食べてしまったとのこと。
他にも自分の皿の料理を「ちょっと貰っていいか」というので「いいよ」というと、半分くらいゴッソリと持っていった人や、冗談めかして人の皿に箸を伸ばしメーンの料理を持っていってしまう人。
大皿料理の場合は特に酷く、取り皿に取ることもなく直接ゴッソリと食べてしまう人。
取り皿で取っても、まだ取っていない人の分まで取る人。
とにかく人の分を残しておくという配慮がなく、自分だけで美味しいところを全部食べようとする人達なのだそうです。
家族にそういう人がいる場合は悲惨で、ちょっと食卓を離れた隙にメーンのおかずを取られてしまったり。
まだ配膳が終わる前に、テーブルに置いた料理をどんどん食べていったりもするそうです。
冷蔵庫に作り置きしておいた料理もいつの間にか食べられていたりで、作り置きということができないらしいです。
当然のことながら離婚案件にもなります。
食い尽くし系の人達の心理や対策というのも色々と書かれていました。
発達障害ではないかとかですが、そのこと以外は普通の人で、ハンドルを握ると人格が変わる人みたいに、食べ物(美味しそうな物・好物)を見ると人格が変わる人みたいです。
いずれにしても彼や彼女たちは、自分が悪いこと・恥ずかしいことをしているという自覚が全くないので、どれだけ言ってきかせても止めないそうです。
私の身近にそんな人はいたかなと考えてみると、母がそれに近かったかもしれません。
我が家は一人一人別皿で食べて、大皿に料理を盛り付けることはありません。
母は食事を誰よりも真っ先に食べ始め、他の家族が皆食べ終わっても食べていました。
個別に配らないで皿に盛った漬物とか佃煮、塩昆布の類を、結局、残すことなく、お茶を飲みながら食べ尽くしていたのです。
父はよく「いい加減にしろ」と言ってました。
「お前は川流れの褌(ふんどし)のような女だ」とも。
意味は「食いにかかったら離れない」「杭にかかったら離れない」です。
昔は川で洗濯していましたからそういう言い回しがあったみたいです。
ただ母の場合、決して人の食べ物まで食べようとはせず、その点、食い尽くし系とは言えません。
友人で思い出すのは、20代の頃、一人暮らしのアパートに友達が来て、昼ご飯を食べていないと言うので、鍋に作ってあった関東炊きを「好きなものを食べていいよ」と言って出すと「美味しい、美味しい。みどりさんって料理上手」と言いながら、かなりの量の関東炊きを全部食べてしまった人がいたこと。
私も「もうそれ以上は食べないで」とは言えなかった・・・・。
でも私、「好きな物を食べていい」とは言ったけど「好きなだけ食べていい」と言わなかったのですが。
おかげで夕飯のおかずにするつもりの関東炊きが消えて無くなりました。
でも彼女も、一緒に外食することもありましたが人の皿のものまで食べようとはしなかったので食い尽くし系ではなかったようです。
もう一人、思い出すのは自然観察ボランティア関係のある男性。
同じボランティアをしている女性で、みんなで食べる為にいつも手作りケーキを持ってくる女性がいたのですが、彼女が事務所の冷蔵庫にケーキを置いていたところ、その男性が一人でケーキを全部食べてしまったと聞きました。
ちょっとびっくりな話だったのですが、食い尽くし系の場合、食べる人と食べられる人との関係性にキーポイントがある場合もあるらしく(要するにマウンティング)、その例だったのかもしれません。
過去のことではなく、よくよく考えたら今現在一匹食い尽くし系が我が家にいました。
この方です。ラッキー嬢です。
カリカリ等の餌をやると、自分のをもの凄い勢いで食べ尽くし、すぐにハッピーの傍に行き、ハッピーが食べているのを押しのけてハッピーのものを食べます。
ハッピーが餌を食べられないので、私はハッピーが食べている間、ラッキーを押さえていなくてはなりません。
一見仲良さそうなラッキーとハッピーですが、ラッキーの目は『私のものは私のもの、ハッピーのものも私のものだわ』と言っているみたいです。
ネットスラングの一つみたいですね。
意味は、ある特徴を持った人々。
私が最初に知ったのは、読売新聞の有名な悩み相談サイト「発言小町」です。
ある女性の相談で、彼氏と別れたい、どう言って別れたらよいかというようなものでした。
その別れたい理由なのですが、その女性の彼氏は一緒に外食すると、超速で自分のものを平らげ、その後、その女性の食べ物を食べたがるからだそうです。
欲しいというのを断ると不機嫌になり、嫌味をいうのだそうで、彼との外食が楽しくなく、それで別れたくなったそうです。
回答は「私が食べているものまで取ろうとするから」とはっきり言えばよいというものや、別れるのに理由をいちいち言わなくても良いというのが多いです。
それはまあ、そうだと思います。
回答の中に一つ「その彼氏は食い尽くし系だ。ネットで検索すれば同じようなことをする人の例がたくさん出てくる」というのがありました。
で、興味を持って私も食い尽くし系ーもしくは食べ尽くし系ともいうそうですがー、について検索し、調べてみました。
正直、こんな人達っているの?って感じでした。
有名な例は東日本大震災で避難所にいたある男性の行動で、彼は配給されたおにぎりを妻子の分まで食べてしまったらしいのです。
食い尽くし系の人の特徴とは、まさに人の分まで食べる、食べようとするということなのです。
別のある男性は奥さんが作った赤ちゃんの為の離乳食(リンゴのすりおろし)まで、「デザートだと思った」と言って食べてしまったとのこと。
他にも自分の皿の料理を「ちょっと貰っていいか」というので「いいよ」というと、半分くらいゴッソリと持っていった人や、冗談めかして人の皿に箸を伸ばしメーンの料理を持っていってしまう人。
大皿料理の場合は特に酷く、取り皿に取ることもなく直接ゴッソリと食べてしまう人。
取り皿で取っても、まだ取っていない人の分まで取る人。
とにかく人の分を残しておくという配慮がなく、自分だけで美味しいところを全部食べようとする人達なのだそうです。
家族にそういう人がいる場合は悲惨で、ちょっと食卓を離れた隙にメーンのおかずを取られてしまったり。
まだ配膳が終わる前に、テーブルに置いた料理をどんどん食べていったりもするそうです。
冷蔵庫に作り置きしておいた料理もいつの間にか食べられていたりで、作り置きということができないらしいです。
当然のことながら離婚案件にもなります。
食い尽くし系の人達の心理や対策というのも色々と書かれていました。
発達障害ではないかとかですが、そのこと以外は普通の人で、ハンドルを握ると人格が変わる人みたいに、食べ物(美味しそうな物・好物)を見ると人格が変わる人みたいです。
いずれにしても彼や彼女たちは、自分が悪いこと・恥ずかしいことをしているという自覚が全くないので、どれだけ言ってきかせても止めないそうです。
私の身近にそんな人はいたかなと考えてみると、母がそれに近かったかもしれません。
我が家は一人一人別皿で食べて、大皿に料理を盛り付けることはありません。
母は食事を誰よりも真っ先に食べ始め、他の家族が皆食べ終わっても食べていました。
個別に配らないで皿に盛った漬物とか佃煮、塩昆布の類を、結局、残すことなく、お茶を飲みながら食べ尽くしていたのです。
父はよく「いい加減にしろ」と言ってました。
「お前は川流れの褌(ふんどし)のような女だ」とも。
意味は「食いにかかったら離れない」「杭にかかったら離れない」です。
昔は川で洗濯していましたからそういう言い回しがあったみたいです。
ただ母の場合、決して人の食べ物まで食べようとはせず、その点、食い尽くし系とは言えません。
友人で思い出すのは、20代の頃、一人暮らしのアパートに友達が来て、昼ご飯を食べていないと言うので、鍋に作ってあった関東炊きを「好きなものを食べていいよ」と言って出すと「美味しい、美味しい。みどりさんって料理上手」と言いながら、かなりの量の関東炊きを全部食べてしまった人がいたこと。
私も「もうそれ以上は食べないで」とは言えなかった・・・・。
でも私、「好きな物を食べていい」とは言ったけど「好きなだけ食べていい」と言わなかったのですが。
おかげで夕飯のおかずにするつもりの関東炊きが消えて無くなりました。
でも彼女も、一緒に外食することもありましたが人の皿のものまで食べようとはしなかったので食い尽くし系ではなかったようです。
もう一人、思い出すのは自然観察ボランティア関係のある男性。
同じボランティアをしている女性で、みんなで食べる為にいつも手作りケーキを持ってくる女性がいたのですが、彼女が事務所の冷蔵庫にケーキを置いていたところ、その男性が一人でケーキを全部食べてしまったと聞きました。
ちょっとびっくりな話だったのですが、食い尽くし系の場合、食べる人と食べられる人との関係性にキーポイントがある場合もあるらしく(要するにマウンティング)、その例だったのかもしれません。
過去のことではなく、よくよく考えたら今現在一匹食い尽くし系が我が家にいました。
この方です。ラッキー嬢です。
カリカリ等の餌をやると、自分のをもの凄い勢いで食べ尽くし、すぐにハッピーの傍に行き、ハッピーが食べているのを押しのけてハッピーのものを食べます。
ハッピーが餌を食べられないので、私はハッピーが食べている間、ラッキーを押さえていなくてはなりません。
一見仲良さそうなラッキーとハッピーですが、ラッキーの目は『私のものは私のもの、ハッピーのものも私のものだわ』と言っているみたいです。