緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

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水草の花とメダカ達

2020年08月03日 | 庭の植物
やっと梅雨が明けて、庭の池のメダカに餌をやっている時、水草(オオカナダモ)の花が咲いているのに気づきました。

この池、睡蓮も沈めてあるのですが、モワモワの綿のような藻が、取っても取っても発生して、葉っぱは大丈夫なのですが花の蕾はからまれて腐ってしまったり、無理して藻を取ろうとすると蕾も一緒に取れてしまうのです。
というわけで睡蓮の花は咲きません。

その代わりに咲いたのが水草のオオカナダモの花だったのです。
とても小さな花で、メダカと一緒に写すと大きさが分かります。

メダカは観賞用のヒメダカですと書きたいところですが、実はハイブリッドメダカなのです。

池にはボウフラをわかさない為にメダカは入れておかなくてはいけません。
それで、近所のペット屋さんに行ってヒメダカ10匹注文したところ、網に同じ水槽の中の黒メダカも入ってしまったみたいで、「黒メダカが交じっていいですか」と聞かれたので「いいですよ」と返事したのです。

黒メダカというのは田んぼにいる野生のメダカなんですが、最近は絶滅が心配される生物になってしまっています。
そうなると売り物になってペット屋に並ぶというわけです。

私は絶滅に手を貸したくないので観賞用のヒメダカで良かったのです。
でも結局黒メダカも手に入ってしまいました。
割合にしたらヒメダカ10匹黒メダカ2匹くらいでした。
それを池に放しました。

数年後、地色は緋色だけど所どころ濃い色の混じったメダカが出てきたというわけです。
今ではそういうメダカが多いのです。


純粋に緋色のみというメダカもいるし、純粋に黒いメダカもいます。
どうやら遺伝子的には黒が強そうです。
元々の種だからでしょうか。

黒いメダカは写真に撮るのは難しいのです。
以下、同じ写真を並べてみますが、2枚目は黒メダカが見えるように黒っぽい部分を明るく編集したものです。
黒メダカは矢印で示しました。





メダカ達、性格は神経質で、少しでも人影が見えると、さっと隠れてしまいます。
最近、隠れなくなって、餌をやる私に懐いてきたのかしらと思ったけど、そうじゃなくて、水草が繁茂し過ぎて底にいけなくなったみたいです。
梅雨も明けたので、増えすぎた水草も整理する必要がありそうです。

こちらはメダカほどではないけれど、やはりちょっと神経質なハッピーです。
カメラに「何なの?」と言ってるみたいです。