緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

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勝手に咲いたタカサゴユリ

2020年08月15日 | 庭の植物
今年の梅雨は長く続いて、梅雨が明けたら庭は草茫々。

その中に『あれっ、これはユリの蕾では・・』と思うものが2つありました。
もちろん、植えたものではなく、勝手に生えてきたものです。
それがようやく一つ咲きました。

このユリ、町のあちこちで咲いています。
タカサゴユリです。

以前は高速道路の法面でよく見かけて、なんでユリが咲いているんだろうと思ったものでした。
それが街中の花壇や空き地で咲き始め、ついには我が家の庭でまで咲いたわけです。

タカサゴユリ、台湾原産の外来植物です。
風媒花で、種が風で飛び、とてもよく殖えます。
日本も亜熱帯化してきているので、気候もあっているのでしょうね。
テッポウユリと似ていて綺麗だから積極的に防除はされないみたい。

近づくとこんな感じ。
普通に草取りしていたら、伸びないうちに雑草だと判断されて(事実、雑草なんだけど)、抜いてしまうのだけど、今年は草取りが疎かだったから。
近所の空き地には、このユリの群落が出来かかっています。

綺麗なんだけれど、外来だし、温暖化の影響やら、色々と考え込んでしまいます。
花は咲かせても、種を飛ばさないうちに刈り取るつもりです。
(うちだけ刈り取っても仕方ないんですけど・・・)

同じ風媒花のユリでも、私はウバユリが好きで、一度種を手に入れて育ててみたいのですが・・・・。


                         



最近は暑すぎて元気がでません。
外出するのも億劫。

9月からはウイズコロナで休止していた物事が色々と廻っていきそうです。
最近もずっと休止状態だった「昔の暮らし体験」ボランティアに行ってきました。

市の文化財収蔵館が行う一般向けの展示会で、本来なら来場者に糸車で糸紡ぎを体験してもらうのですが、今回はボランティアによる実演のみ。
教える時に密接どころか密着になりますから。
それでも、実演だけでもマスクとフェイスシールドをしました。

学芸員の方が来場された方々に説明するのに、女性学芸員は普通にマイクを使って話をしましたが、男性学芸員は途中で「すみません。息ができず、話ができません」と言って、マスクもフェイスシールドも外して、距離を相当に取って、マイクで話していました。
男性の場合、普段から声が大きく、その分、息も大きく深くしているんだと思います。
沢山の人を前にしての説明は、小さな声で話せと言っても無理なのかも。

糸車を使った糸紡ぎ体験、秋以降、小学生相手にやる場合、どうするのか、それはボランティアが考えることではなく、学芸員の方にお任せするしかないみたいです。

市中感染がどの程度なのかですが、友人の話によれば、住んでいる市の高校生が一人感染して、通っている高校の生徒や先生など全員PCR検査をしたそうです。
結果は全員陰性だったようです。
テレビを見ていても、ある医師の話では、民間でのPCR検査を受けた無症状・低リスクの人の結果もほとんど陰性だとのこと。

今は発熱など症状があったり、感染した人の濃厚接触者だったりする人達の検査を積極的に行ってコロナを抑えるしかないのかもしれません。

私の住んでいる市では高年齢の人の感染者が増えてきている様子。
先日は年代的に70代の感染者が一番多いと聞き、ちょっとびっくり。
70代はすべて家庭内感染でした。
そして70代も含め、全員無症状か軽症。
これから悪化するのかもしれませんが、我が市の70代は元気?

でも、今後も油断せず世の中を回していくしかなさそうです。