なぜか忙しい毎日なのですが、今しか行けないだろうと思い旅行に行ってきました。
場所は北海道で、3泊4日の旅行会社のツアーです。
行き先はタイトル通り。
3泊4日といっても、行きと帰りの移動に丸1日取っているので、実際に観光したのは二日間でした。
関空から中標津(なかしべつ)空港へのチャーター機だったのですが、その日の中標津は濃霧とかで、着陸できない場合は新千歳空港で降りて貰うと言われ『・・・!!』。
新千歳から中標津までどんだけ離れてんねん。
でも心配ご無用で、濃霧の中を着陸しました。
それはそれで恐かったけど(-_-;)
久しぶりの飛行機は、行きも帰りもFDA(FUGI DREAM AIRLINES)という航空会社、とても親切で感動しました。
飲み物も1回だけでなく2回。
おつまみのお菓子も2度いただけました。
その他、説明も丁寧。
今まで乗った中で一番かも。
関空を14時に出発して中標津に16時15分着、それからバスに乗り、一路この日の宿のある阿寒湖温泉へ。
ツアーには、ツアー会社の添乗員さんとバス会社のバスガイドさんが付いていました。
客は総勢19人でしたが一人客は私も含め6人でした。
バスは一人二席使用の余裕のある旅でした。
今は一人二席が主流ですね。
ガイドさん、窓の外に野生動物を見つけるといきなり大声を出して教えてくれます。
半分寝ているとビックリして目が覚めます。
これはエゾジカの雄の群です。
バスの中から撮りました。角が立派です。
エゾシカの群は時折見かけましたが雌の群が多く、雄を見かけるのは珍しいみたい。
その日は阿寒湖温泉で一泊しました。
翌日は朝8時出発で野付半島へ。
無茶苦茶寒い場所でした。
野付半島ですが、不思議な場所です。
延長28キロの巨大な砂嘴なのですが、100年くらい前から地盤沈下で沈んでいっているんです。
全体の風景は「千と千尋の神隠し」に出てくる、千尋が電車に乗って浅い海のような場所を行くあの風景に近かった。電車はないけど・・
この野付半島、近い将来、半島ではなく島になり、その内消失するだろうとのことです。
野鳥をはじめ、湿地の動植物が多く生息していてラムサール条約に登録されています。
ツアーの企画では、バードハンターの案内でバードウォッチングしながらトドワラという昔のトドマツの森跡まで歩いて行くことになっていました。
バードウォッチングするのにガイドがバードハンターとはおかしな言い方だなと思ったのですが、案の定、ネイチャーセンターのガイドは野鳥については全然詳しくなく、客である私たちに尋ねるくらい。
おまけにその日は野鳥がほとんど出てこない。
それでもオジロワシは飛んでいましたし、帰り道ではオオジュリン♂がお出ましになりました。
その上タンチョウのつがいも見ることができました。
おまけにトボトボと歩くキタキツネも目撃。
私は六甲山で野生のホンドキツネが目の前を横切ったという経験があり、その時のホンドギツネの堂々とした態度や美しさと比べると、キタキツネはショボクレています。
ネイチャーセンター近くから海の向こうの国後島を望みました。
曇りの日で分かり辛いですがボンヤリと見えます。
ロシアに向かって「返せー」って叫びたいですが、 ロシアは絶対に返さないでしょうね。
午後からは釧路から釧路湿原の中を網走まで走るローカル線に乗りました。
ちょうど下校時の高校生の集団とガッチンコして景色を楽しむ余裕はありませんでした。
途中の塘路駅で降りました。
この日は連泊する予定の釧路市内のビジネスホテルで泊まりました。
ですがここも高校生で一杯。
インターハイの北海道ブロックの大会が釧路近くであったみたい。
若い人がたくさんいるのを見るのは気持ちいいです。
3日目はこのツアーのメインイベント、釧路湿原の中を流れる釧路川をカヌーで川下り。
カヌー、ひっくり返ったらどうしようと心配していたのですが、二つのカヌーを横に繋いでひっくり返らないようになっていました。
一つのカヌーに3~4名乗り、それを横に二つ繋げているわけです。
私は右側の2番目に座りました。
一番後ろに舵を取る地元の専門スタッフが乗ります。
そういうのが3つ、順番に川を下って行きます。
乗っている間、ボーッとしていてはダメで、ちゃんと櫂で漕がないといけませんでした。
櫂、漕ぎ過ぎて手がおかしくなりかけましたが、気持ち良かったです。
これが釧路湿原だって感じです。
ミンクが泳いでいるのを見ました。
毛皮取る為の養殖用のミンクが逃げ出して釧路川で繁殖しているとか。
ミンクって泳ぐのですね。
カワウソみたいです。
害になっているみたいです。
私達のカヌーの終着地。
上から見たところ。
カヌーは車で元の場所まで戻されるみたいです。
午後は釧路湿原の最深部、キラコタン岬へハイキング。
岬といっても岬ではないです。
釧路湿原がかつて海だった時に岬だったのでそう呼ばれています。
特別保護区なので入るのに許可が必要です。
一度は絶滅したと考えられていたタンチョウが見つかった場所でもあります。
森の中を歩きますが、横手を見ると湿原が広がっています。
釧路湿原って、どれくらいの大きさなのかと思いますが、琵琶湖の三分の一くらいだそうです。
これは谷地坊主です。
スゲ類が毎年上に上に生えて出て、盛り上がって坊主みたいになります。
こういうのがボコボコあって地元の人はヤチボウズと呼ぶのだそうです。
釧路湿原にたくさんあります。
釧路湿原にはタンチョウやエゾシカもいるのですが、私達は見かけませんでした。
その代わり、バスに乗っていて見かけました。
タンチョウは多くの場合、つがいでいるみたいです。
4日目は帰るだけです。
中標津空港にあった乳牛の実物大置物。
あの辺り、牧場がたくさんあって、放牧中の乳牛を何度も見ました。
でもガイドさんの話によれば、乳牛の放牧は全乳牛中の7%くらいで、たいていの牛は牛舎の中で繋がれたままなんだそうです。
放牧した乳牛の牛乳は特別美味しいらしいです。
空港の売店で買おうとすると、売店の売り子さんから「飛行機で出るから」と言われ買わず。
帰りの飛行機での飲み物は一度目は牛乳、二度目はコーヒーにしました。
美味しかったです。
場所は北海道で、3泊4日の旅行会社のツアーです。
行き先はタイトル通り。
3泊4日といっても、行きと帰りの移動に丸1日取っているので、実際に観光したのは二日間でした。
関空から中標津(なかしべつ)空港へのチャーター機だったのですが、その日の中標津は濃霧とかで、着陸できない場合は新千歳空港で降りて貰うと言われ『・・・!!』。
新千歳から中標津までどんだけ離れてんねん。
でも心配ご無用で、濃霧の中を着陸しました。
それはそれで恐かったけど(-_-;)
久しぶりの飛行機は、行きも帰りもFDA(FUGI DREAM AIRLINES)という航空会社、とても親切で感動しました。
飲み物も1回だけでなく2回。
おつまみのお菓子も2度いただけました。
その他、説明も丁寧。
今まで乗った中で一番かも。
関空を14時に出発して中標津に16時15分着、それからバスに乗り、一路この日の宿のある阿寒湖温泉へ。
ツアーには、ツアー会社の添乗員さんとバス会社のバスガイドさんが付いていました。
客は総勢19人でしたが一人客は私も含め6人でした。
バスは一人二席使用の余裕のある旅でした。
今は一人二席が主流ですね。
ガイドさん、窓の外に野生動物を見つけるといきなり大声を出して教えてくれます。
半分寝ているとビックリして目が覚めます。
これはエゾジカの雄の群です。
バスの中から撮りました。角が立派です。
エゾシカの群は時折見かけましたが雌の群が多く、雄を見かけるのは珍しいみたい。
その日は阿寒湖温泉で一泊しました。
翌日は朝8時出発で野付半島へ。
無茶苦茶寒い場所でした。
野付半島ですが、不思議な場所です。
延長28キロの巨大な砂嘴なのですが、100年くらい前から地盤沈下で沈んでいっているんです。
全体の風景は「千と千尋の神隠し」に出てくる、千尋が電車に乗って浅い海のような場所を行くあの風景に近かった。電車はないけど・・
この野付半島、近い将来、半島ではなく島になり、その内消失するだろうとのことです。
野鳥をはじめ、湿地の動植物が多く生息していてラムサール条約に登録されています。
ツアーの企画では、バードハンターの案内でバードウォッチングしながらトドワラという昔のトドマツの森跡まで歩いて行くことになっていました。
バードウォッチングするのにガイドがバードハンターとはおかしな言い方だなと思ったのですが、案の定、ネイチャーセンターのガイドは野鳥については全然詳しくなく、客である私たちに尋ねるくらい。
おまけにその日は野鳥がほとんど出てこない。
それでもオジロワシは飛んでいましたし、帰り道ではオオジュリン♂がお出ましになりました。
その上タンチョウのつがいも見ることができました。
おまけにトボトボと歩くキタキツネも目撃。
私は六甲山で野生のホンドキツネが目の前を横切ったという経験があり、その時のホンドギツネの堂々とした態度や美しさと比べると、キタキツネはショボクレています。
ネイチャーセンター近くから海の向こうの国後島を望みました。
曇りの日で分かり辛いですがボンヤリと見えます。
ロシアに向かって「返せー」って叫びたいですが、 ロシアは絶対に返さないでしょうね。
午後からは釧路から釧路湿原の中を網走まで走るローカル線に乗りました。
ちょうど下校時の高校生の集団とガッチンコして景色を楽しむ余裕はありませんでした。
途中の塘路駅で降りました。
この日は連泊する予定の釧路市内のビジネスホテルで泊まりました。
ですがここも高校生で一杯。
インターハイの北海道ブロックの大会が釧路近くであったみたい。
若い人がたくさんいるのを見るのは気持ちいいです。
3日目はこのツアーのメインイベント、釧路湿原の中を流れる釧路川をカヌーで川下り。
カヌー、ひっくり返ったらどうしようと心配していたのですが、二つのカヌーを横に繋いでひっくり返らないようになっていました。
一つのカヌーに3~4名乗り、それを横に二つ繋げているわけです。
私は右側の2番目に座りました。
一番後ろに舵を取る地元の専門スタッフが乗ります。
そういうのが3つ、順番に川を下って行きます。
乗っている間、ボーッとしていてはダメで、ちゃんと櫂で漕がないといけませんでした。
櫂、漕ぎ過ぎて手がおかしくなりかけましたが、気持ち良かったです。
これが釧路湿原だって感じです。
ミンクが泳いでいるのを見ました。
毛皮取る為の養殖用のミンクが逃げ出して釧路川で繁殖しているとか。
ミンクって泳ぐのですね。
カワウソみたいです。
害になっているみたいです。
私達のカヌーの終着地。
上から見たところ。
カヌーは車で元の場所まで戻されるみたいです。
午後は釧路湿原の最深部、キラコタン岬へハイキング。
岬といっても岬ではないです。
釧路湿原がかつて海だった時に岬だったのでそう呼ばれています。
特別保護区なので入るのに許可が必要です。
一度は絶滅したと考えられていたタンチョウが見つかった場所でもあります。
森の中を歩きますが、横手を見ると湿原が広がっています。
釧路湿原って、どれくらいの大きさなのかと思いますが、琵琶湖の三分の一くらいだそうです。
これは谷地坊主です。
スゲ類が毎年上に上に生えて出て、盛り上がって坊主みたいになります。
こういうのがボコボコあって地元の人はヤチボウズと呼ぶのだそうです。
釧路湿原にたくさんあります。
釧路湿原にはタンチョウやエゾシカもいるのですが、私達は見かけませんでした。
その代わり、バスに乗っていて見かけました。
タンチョウは多くの場合、つがいでいるみたいです。
4日目は帰るだけです。
中標津空港にあった乳牛の実物大置物。
あの辺り、牧場がたくさんあって、放牧中の乳牛を何度も見ました。
でもガイドさんの話によれば、乳牛の放牧は全乳牛中の7%くらいで、たいていの牛は牛舎の中で繋がれたままなんだそうです。
放牧した乳牛の牛乳は特別美味しいらしいです。
空港の売店で買おうとすると、売店の売り子さんから「飛行機で出るから」と言われ買わず。
帰りの飛行機での飲み物は一度目は牛乳、二度目はコーヒーにしました。
美味しかったです。
カヌー、好きです。
沖縄と奄美で何度かやったことがあります。
動力で動く船と違って、静かに水の上を滑るので
鳥の羽音も聞こえて良いですよね。
そっかぁ、釧路湿原でもできるんですね。
北海道にも行きたいなぁという気になります。
みどりさんの旅行、あたしたちが行かないような場所ばかりで
すっごく面白いです。
キタキツネがしょぼいって(笑)いう感想もね〜
ちょうど良いツアーがあったので行ってきました。
北海道はカヌーのできる場所が他にもあるみたいですよ。
そうそう、野鳥の鳴き声や姿もありました。
向こうも動き、自分もカヌーで動いているので写真は撮れなかったです。
キタキツネ、北海道に行くと見られますね。
いつ見てもショボいんです。
今回もショボかった。
ガイドさんも「あのキタキツネ、毛が剥げてる」とか言ってました(笑)。
知床は行きましたけれど釧路湿原もの野付も行程から カットされました
6月の初めで 花も咲いて無いし 見る物無いとかで (ホンマかな ?)
当時中標津空港ってただ広いってだけの空港で、こんな所に降りるのかと
エゾ鹿の角って 本土のとは 歴然と違うんだ
みどりさんのお写真で気づきました
自動車専用道路を澄まして歩くキタキツネ ”慣れたもんだ”でした
とっぷり自然の中で生きるのって大変なんだなぁ
カヌー気持ち良かったでしょうね
野付半島の地盤沈下は 温暖化を抑制したら治まるのかしら ?
残してほしいですね
みどりさんの旅 楽しみにしてます
私もツアーに一人で参加することが多いのですが、こういうツアーなら趣味が似た人が集まり、居心地よさそうですね。
関西発だといろいろな商品がありそうです。
前のブログ同様、今のもどうぞよろしくお願いします。
ツアーで一緒だった人の中にも、本当は知床に行く筈が中止になったのでこちらにしたと言っていた人もいました。
旅行社がチャーターしていた飛行機もガラガラでした。
本当は知床ツアーの人達も乗る筈の飛行機だったらしいです。
中標津空港、ホントに田舎の空港でした。
行きしは濃霧で分かりませんでしたが。
野付半島の地盤沈下は100年前からと言ってましたから温暖化は関係ないですね。
でも無くなるのが早まるかもしれません。
北海道、自然は最高です!!
今回の旅行は自然がいっぱいのツアーでした。
集合が昼頃で、14時発でしたので、広島方面からも参加は可能だと思います。
一人参加の人達、話していて趣味も近かったです。
適度な距離感で快適でした。
またいいツアーを探して行きたいです。