CubとSRと

ただの日記

まあ、色々あるな

2024年08月09日 | バイク 車 ツーリング
 当たり前に起きていれば、今朝は珈琲店に行こうと思っていた。
 それを8時まで寝ていたわけだから、当然その計画は中止。
 買い物は、昨日全て終えているので、今日出る用はなし。

 でも、今日は家に居たら熱中症になる(いつも言っている気がするが、気のせいだろう)。
 かと言ってコペンで出るのは二日連続になるし、何より今日は風が強過ぎる。
 というわけで、SRで炭酸水を買いに行くことにした。

 出る30分前になって気が変わった。
 カブで行くことにする。
 目的地は隣市のドラッグストア。

 数台前をヤマト運輸のトラックが制限速度厳守で走っている。
 それは気にならない。いや、素晴らしい。遅くたってペースメーカー、妙な煽りをされる心配はない。数台挟んで、我がカブが付いていく。

 数十秒後、カブの後ろに黒いミニバンが!
 煽られるかなと思ったが、このミニバン、意外に優等生でちゃんとしっかり車間距離を取ってついてくる。これまた素晴らしい!カブを一人前に扱うミニバンなんか滅多にいない。

 だが、世の中思い通りにはならない。優等生のミニバンでも後ろに何台も接近してくると、仕方なし車間距離を詰めて来る。後ろの車等も煽るつもりはなくとも後方を気にするうちに自然とそうなっていく。
 いつもスマホを見てたり、同乗者とのおしゃべりに夢中になって前方注意がおろそかになっている、とは限らない。
 まあ、何と言ってもこちらはカブだ、後ろの車連の余裕がなくなる前に衝原の駐車場に避難しよう。

 そう思って少しずつ車間距離が縮まってくる中、駐車場に逃げ込んだ。
 逃げ込むカブの数台先、先頭だったヤマト便はほぼ同時に左側に入り口のあるゴルフ場へ車影が消えていった。

 「あ、あ~っ。何てことだ」
 ・・・・とは思ったけれど、当然後続の数台は加速する。避難していなければこのカブも一緒に加速せざるを得ない。
 この先は下り坂だから、カブだって80キロくらい(勿論、メーター読みだけど)は出せるが、やっぱり無理はしたくない。

 「避難して正解」、と思うことにする。
 まあ、善悪・禍福、色々に絡み合ってるもんだ。
 

 
 
 
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高齢者講習 当日 (後)

2024年07月23日 | バイク 車 ツーリング
 幸いなことに自動車学校の試験コースを言われるがままに走った後、減点は全くなかったと言われた。ほっと一安心。

 うれしかったのはその後の視力検査。
 動体視力、夜間視力、そして視野。
 いずれも実年齢よりは若かったようで夜間視力は40代までのレベル、だとか。
 実際、動体視力の検査でマークが見えた時に合図をと言われ、目を凝らしていたら自身思っていた以上に早く見えたため慌てて合図をした。小さな声で「えっ?」と言われた。ここ数十年なかった「えっへん」という気分。

 夜間視力の方は歳相応だろうと思っていた。明るい中から真っ暗になって一分間以内で見えるようになるか否か。
 数を数えながらやってみた結果おそらく十秒かかってないから、これもおそらく合格ライン。
 視野も左は少し狭くなっていたが、右は全く問題なし。

 以前に経験した、景色が上下に二重になってしまう乱視の症状が出た時にはもうバイクは勿論、車も運転できないかもと思っていたが、ネットで見た治療法のおかげで今は何とかなっているらしい。

 「う~ん。大型バイクに乗っている人は動体視力が良いみたいですね」と言われたが、懐具合の関係でみんな手放し、もう十年以上乗ってない。
 大きさではなく「バイクに乗っていること」の方が大きいんじゃないかと思った。
 
 視野に関して思ったこと。
 バイクの卒業検定では、交差点での安全確認が重視される。右左右と確認してやっと出る。それを本当に確認したかどうか分からないのに検査員はチェックしなければならない。
 チェックする?遠方の、それも後方から見てできるはずないだろうと思うのだが、しなければならない。
 聞くところによると、ヘルメットの動きでチェックするのだそうだ。
 だから受験者は大袈裟なくらいに頭を右左に振らなければならない。そうすれば左右確認をした「ように見える」。
 それは検査員も重々承知の上で、受験者が左右を見てなくてもヘルメットの動きを見て「気をつけているのが分かれば」見ていると見做す。

 「とんだ茶番だな」。普通二輪の試験の時はそう思った。
 今はそうは思わない。「見てなくても」ヘルメットが大きく左右に動けば(依怙地にならなければ)、目もつられて動く。
 交通ルールというのは現実主義で作られているから、理屈よりも結果が重視される。公道通行時、頭を振る必要はない。しかし頭を大きく左右に振れば、見る気はなくとも左右をしっかり見ることになる。
 歳を取って視野が狭くなったって、走っている時、横着をしないで必要に応じて大袈裟なくらいに頭を動かす(つもりで)左右確認をすれば、問題のほとんどは解決する。それは車の運転時にこそ必要なことだ。右左折時、ハンドルを切ると同時にウィンカーを点けるなどというのは人命を軽視しているとしか思えない。

 「法定速度遵守で、結果、追突されて大怪我を負ったとしても、あなたは悪くない」。
 昔、こう言われて切符を切られた。「裁判に勝って障害が残ったとしても、それは埒外」ということで、何とも言いようのない腹立たしさを覚えたのだが、それは逆に言えば「クルマ社会では『交通安全』が全て。ルールとか裁判の勝ち負けは二の次」ということでもある。

 そして、「敢えて、目を動かすのではなく頭を左右に大きく動かす」ことで「確実により広い視野を手に入れる」ことは何よりもの交通安全。視野が狭くなったって頭を動かせば全く問題はない。後続車はその様子を見て、つられて自身も左右確認をする(可能性も出て来る)。
 これは車にも言えること。いや、車こそそうするべきだろう。

 で、また思い出してしまった、一番いやな光景。
 走り出してから、おもむろにシートベルトをする親父。
 若者は意外にそういう大雑把な運転をしないんだよね。
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高齢者講習 当日 (中)

2024年07月22日 | バイク 車 ツーリング
 高齢者講習受講費、こちらは一万円なのにその女性は五千円。
 これだけでも「何それ~~!」なのに、講習の後、女性は視力検査だけで放免。その分講習時間もはるかに短い。ホントに「やめてよ~~~!」
 男女平等ではないのぉ~~!LGBTはどこ行ったのよ~~!(何で女言葉?)

 こちらは普段あまり乗らない実車講習まである。
 「普段あまり乗らない」だけではない。自動車学校は普通車だろ?
 自慢じゃないが「軽」しか乗ったことないんだぞ。普通車のサイズ感覚なんて分からんよ~~。

 後でその理由が分かった。その女の人は原付免許のみ、だった。(それでも以前は原付の運転をさせられたらしい。その伝で言えば、二輪だけだったら中型二輪で試験コースを走らされる、大型なら大型二輪で試験コースを、ということ?それも無茶な話だ)
 本来なら定員8名、2時間講習だけれど二人だけだから一時間半くらいで終わるような話。 
 
 それにしても・・・。免許の更新は七十一歳になる日だから有効期間は4年間になるのだそうだ。更新日に七十歳になるのなら有効期間は5年。ただしそれは優良運転者(ゴールド免許)だけで、後はおしなべて3年。
 加えて次回からは認知能力検査という名の(検査ではなく)試験が行われる。
 以降、違反があるたびに認知能力検査。
 
 もうこうなるとただの年寄りいじめの様相を呈してくる。
 瞬間の反射能力と平常の観察能力とだったら、交通安全により大きく寄与するのはどっちだ。答えは言うまでもない。
 その結果、反射能力で劣っている老人の方が若者よりも事故件数が少ない、ということを国民はどの程度分かっているのか。

 そう考えたら、取り締まる立場の警察がそれを知らない筈はない。
 つまり、やっぱり天下り先確保・開拓のために行われるのが高齢者講習じゃないか、と考えるのは正常な思考展開ではないか。

 さて、そんなことを考えながら、これからの交通安全に対する取り組み方を色々聞いて、視力検査をやって女の人は終了、下校(?)。
 女の人が視力検査にかかったところで、こちらは懸念材料の中心、「実車講習」。
 ただし「今回は試験ではないから、100~70点以下となっても問題はない」ということで、車の方へ。
 
 「今回は電気自動車です」。
 ええ~~っ!一番乗りたくない奴。
 プリウスかぁ~。プリウスだろうなぁ~。他にないものなぁ~。

 ・・・・と思っていたら、テレビくらいでしか見たことのないプリウスより一回り大きい日産のリーフが。リアに「Leaf」と書いてある。
 「うえ~~っ。思った以上にデカい!」でも、逃げられない。
 
 説明を受ける。サイドブレーキは左手でグイっと・・・じゃなくって、指先でクイッと。ドライブもバックもみんな指先を引っ掛け気味にしてチョン押し。ゲーム機か!(やったことないけど)

 ツインとコペンしか乗ったことがないから、何だか金持ちの居間に通されたみたいだ。
 ブレーキ解除もスタートもボタンだけ。当然のことながらエンジン音がないので、走り始めに回転数が上昇するのに並行して起こる気分の昂揚感が全くない。
 気分の昂揚より一桁上のパフォーマンスを、あまりにも自然に車がやるから人車の一体感というのも感じない。一体感はまるでないのに車は手足のように動く、という妙な感覚。
 ・・・・う~ん、今のところ買いたいとは思わないな。

 まあ、買いたいと思っても先立つものがないから、考えるだけ野暮だけれど。
 でも、明日か明後日かコペンに乗って、無意識に比較し、どんな気持ちになるかはまだ分からない。
 「電気自動車も意外にいいかも」と思うようになるのだろうか???


 (続く)
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高齢者講習 当日 (前)

2024年07月21日 | バイク 車 ツーリング
 7月6日(土)

 4時前に起きた。高齢者講習の当日だから緊張していた?
 流石にそういうわけではない。
 ツーリング当日の朝みたいな緊張とか昂揚感は、残念ながら全くない。ただ単に不安だけがある。
 考えてみれば七十になったからと言っても「高齢者講習」なんて名前の、下手すれば「免許取り上げ」なんていう脅しがちらつく強制動員なんか受ける理由は本来ないわけだ。
 高い金払って時間をかけてやっとのことで手に入れた免許を、今度は「これ、受けなかったら免許没収だからねぇ~」って後出しじゃんけん。理不尽だ、まるで「平和に対する罪」みたいじゃないか!七十歳以上はみんなA級戦犯か!
 ・・・などと言ったって現実問題、受講しなけりゃならない。

 やはり右腰が痛いので、念入りに時間をかけてストレッチ。
 30分余りの散歩を終えて6時前に朝食。
 御飯・鮭の切れ端・目玉焼き・竹輪一本・即席味噌汁。

 8時半頃。もう少し寝ていようと横になる。
 ただでさえ運動神経が鈍いのだ、睡眠不足は平衡感覚を鈍らせる。

 目が覚めたら11時半近かった。
 講習は2時半開始。暑くなるということを考えたら出るにはちょうどよい時間。クーラーの壊れた家に居るより自動車学校で体を冷やして時間を潰す方が良い。
 時間潰しに文庫本を一冊用意して自動車学校に向かう。

 講習開始は2時半の予定だったが2時45分になるかもしれない、と言われる。アバウトだ。
 やっぱり早く来て正解だった。家に居たら茹だっていたかもしれない。

 予定通りの時間に開始。
 受講者は自分を含め二名。予定通り始まったのはこの人(女性)が時間に間に合ったから、らしい。

 本来講習は受講者が8名を上限として行われるらしい。今日は遂に2人しか集まらなかったということになる。

 びっくりした。
 受講料は一万円だったのだが、この女性はなんと五千円だった。
 何それ~~~。やめてよ~~~!


 (続く)
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中止は、したものの

2024年07月15日 | バイク 車 ツーリング
 6月26日(水)

 雨で散歩は休み。だが雨は朝だけ。
 それも北区は雨ということだったが、7時頃外を見ると本当に降ったのか?と疑念がわく。それくらい道路が乾燥している雰囲気。
 まあ北区は広いから、東の方だけ降ったのかもしれないが。

 10時頃、SRで出発。難しい判断だったが、6月分の生活費、1万円だけ残金ということにして来月分の生活費を引き出しに行く。
 勿論引き出したお金を来月分の前倒しということで今日から使う。

 続けて買い物に向かう。一旦帰って買ったものを片付け、改めて衝原湖へ向かう。
 昼過ぎ。珍しいことに、バイクは一台もない。
 SRを停めてベンチに座る。持って行ったライチジュースを飲み、用足しに行こうとしたらスクーターが一台やってきた。似たような年恰好の男。

 用を足して戻って来たら、斜めに停めたSRのそばに停めてシートを上げ何かごそごそしている。
 SRとそのスクーターの前を通り、ベンチに行こうとして「こんにちは」と声を掛ける。
 声に応じてこっちを一瞥しながらも、それ以上の反応はなかった。え?どういうこと?
 今、取り込み中で、というなら(なんだ鬱陶しい)みたいな表情をするだろうし。声を掛けられたのは気のせい、と納得した?まさか。
 分からない、わからない、どうすればい~い~の~。(by Mizyu)

 もう一度言おうかとも思ったがやめにした。一瞥後、彼は続けてイヤホーンを着けようとしていたからだった。声を掛けられて一瞥して置いて返事をしないのには、きっと彼なりの理由がある・・・のだろう。
 スクーターには右に転倒したらしい大きな擦過痕があった。最近のものではない(塗料が塗り重ねてあった)ので、それが理由とも思えない。

 彼のスクーターはSRとベンチの間に低い衝立のように停められているから、SRを見ながらジュースを飲むと、まるで彼のスクーターを眺めているかのような格好になる。
 見るともなく見ているとスーパーのポリ袋を広げ、持ち手をハンドルの左右に引っ掛けて中からお握りを取り出した。
 小説「スーパーカブ」の小熊のように、シートに真っ直ぐに跨り、今から食事らしい。

 ベンチに座って、手入れが不行き届きで薄汚れたSRを見ながら飲み物を飲む、というのがここでの時間の過ごし方なのだが、今日はベンチとSRの間にスクーターランチ老人が入ってしまってSRが見えない。
 わざとか?それはない、か。

 でも、爺さんが爺さん見ながら休憩、って。それ・・・変態だろう。
 爺さん以外だったら?


 ・・・それも変態、か。
 
 
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