1月25日(水)
前の晩にはどうということもなかったし、朝も特には変わりのない一日の始まり。
それが24日の朝だった。散歩にも出て、帰ってすぐに洗濯、すっかり伸びてしまったマスクのゴムを買いに、昼頃に北町の生協に行く。
生協を出て、次はスーパーマーケット。夕食の肴を買い、更にスーパーマーケットのはしご。
夕方、二階の窓が夜の冷え込みが始まった時のように、いきなり白くなる。
突然の冷気が来襲した証拠だ。ここに住んで二十年余りになるが、夜ならいざ知らず、夕方からこうなる、なんてことは滅多にない。
窓を開けてみる。当然、すっかり冷たくなった風が頬に痛い。
夕食の準備をして、食べようとする頃には雪になり、外は数センチ積もった硬質の銀世界になった。
そして、今度は冷え込む。
今朝はあまりの寒さに、これは散歩は中止すべきと判断。数センチ積もっただけの雪は、そのまま凍っている。
散歩コースで平坦な道は往復でも百メートル前後。あとは程度の差はあれ、坂道ばかり。もし誤って転倒したりすると洒落にならない。
止めると決めた後、しっかり8時前まで寝たので体調はすこぶる良い。
朝食の用意をしながらテレビを点けると、寒さのせいか故障してしまった。
どうも電気機器は改良が進んで発熱しなくなると、夏の故障は減るものの冬場は不調になるようだ。CDラジカセが二台とも冬場、温度が下がると動作が異常になる。昼は何ともない。
この朝、テレビのスイッチをいれたら、音声だけが数秒間流れ、後は切った時の赤いランプの点滅が続くだけ。
説明書を見て電源から抜き、改めて接続する。2,3回やってみたが変化なし。数秒ほど音声だけが流れ、後は沈黙。赤ランプが間延びした間隔で点滅。
ついにテレビを見ず(見られず)、一日を過ごす。見たい番組があるんだけど手も足も出ない。
諦めて電器店に連絡しようと思うのだが、この大寒波が過ぎ去って路面の凍結した雪がなくなるまではどうにもできない。
そして、二、三日はこの状態が続く。
いや、それよりも外付けの機材で録りためたものが修理の時にみんな消えてしまう可能性が高い。これが何とも残念だ。